『ホリデイラブ』仲里依紗、悪天候のクランクアップに「サレ妻の呪い!?」

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ドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系、毎週金曜23:15~)で、夫に浮気される=“サレ妻”高森杏寿役で主演した仲里依紗が、ついにクランクアップを迎えた。

この作品で仲は、夫・純平(塚本高史)のあざとかわいい不倫相手・井筒里奈(松本まりか)や、彼女のこじらせモラハラ夫・渡(中村倫也)の執拗な妨害行動に悩み苦しみ、一度は道ならぬ恋の側道へと踏み外しそうになりながらも、グッとこらえ“正義”を貫く杏寿を真っ直ぐに演じてきた。

そんな仲が体現した“すべてを飲み込みながら前進する杏寿の姿”、“穏やかな日常を過ごしてきた、ごく普通の女性の中に息づく真の強さ”は多くの視聴者の心をとらえ、SNS上でも杏寿をどん底に突き落とすヒールたちへのリアルな敵意の声が巻き起こっている。その“敢えて抑えながらも1本筋の通った演技”に対し、共演者の中村も自身のツイッターで「仲さん、押しても引いても、蹴飛ばしてもビクともしない、それはそれは頑丈な“大黒柱”でした。聖母かと思いました」と敬意を表している。

そしてこの度、『ホリデイラブ』大黒柱の仲がついにクランクアップ。純平と娘・七香(渋谷南那)とファミリーレストランで食事をする“幸せな回想シーン”で、約3カ月にわたる撮影を無事に終えた。

夫婦の崩壊と再生を共に疑似体験してきた塚本から花束を贈られ、満面の笑みを浮かべた仲だが、屋外はこの日、春の嵐が吹き荒れる悪天候。「今日は朝から強風で『サレ妻の呪いなのかな!?』と(笑)。どうなることやら……と思いましたけど、最後まで無事乗り切れることができてよかったです」と劇中で体験してきた嵐のような日々を重ね合わせながら、お茶目に挨拶。続いて「すごく話題にもなって、いろんな人に見ていただけた作品の主演を務めさせていただいて、本当に光栄でした。キャスト・スタッフの皆様にもすごく良くしていただいて、『ありがとうございました』という言葉しかありません!」と謙虚で温かい言葉を発し、最後の最後まで現場を大きく包み込んでいた。

仲が母のような広く深い心でけん引し続けてきた本作もいよいよ3月16日で最終回。これまで修羅場のドミノ倒しが続き、とうとう第7話のラストでは七香が姿を消す……という恐ろしい事態にまで発展。はたして最後にサレ妻の正義は勝つのだろうか。

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