ビートたけし「トップアスリートとの差は“試合慣れ”」10歳の松島輝空君にエール

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3月11日(日)18時56分から2時間SPで放送される『ビートたけしのスポーツ大将』(テレビ朝日系)では、「卓球対決」にて日本のエース・水谷隼と3度対戦して2勝1敗と勝ち越している10歳の卓球次世代アスリート・松島輝空君にスポットを当てたスペシャル企画が放送される。

母方の曽祖父が卓球の元日本代表監督の故・田阪常雄さん、大叔父が世界選手権男子ダブルスで銀メダルを獲得した田阪登紀夫さん、そして両親が元実業団選手でミックスダブルスを組んだこともあるという、卓球一家に生まれた輝空君。2つ下の弟・翔空君も卓球の全国大会に出場するほどの名手で、輝空君・翔空君兄弟と母方の従妹とチームを作って出場した昨年の卓球全国大会ホープス男子団体の部ではみごと優勝を手に。さらに今年2月には、「卓球・大阪国際招待選手権」のカデット(14歳以下)男子で10歳にして初優勝。決勝戦では中学生を破る大金星をあげた。

今回はその輝空君が、13歳にして女子U21世界ランキング5位の木原美悠、女子世界ランキング17位の加藤美優、男子世界ランキング20位の吉村真晴、そして男子世界ランキング14位の水谷と11点先取の1セットマッチで対戦。女子選手には2点、男子選手には3点のハンデをもらい、4番勝負を繰り広げる。

対決を前にスタジオには松島ファミリーが勢ぞろい。日頃の輝空君の練習風景などをVTRで紹介。そこには父・卓司さん指導によるハードなトレーニングを黙々とこなす輝空君の姿が。練習試合も対戦相手は大学生、それでも負けたら父から壁に向かって立っていろ、と反省を命じられる。そんなスパルタ指導にも反抗することなく、黙って従う輝空君。鬼のような父・卓司さんだが、大会では輝空君の勝利に輝空君以上に大喜び。子どもの目の前で喜びの涙を流す姿も。日頃のハードなトレーニングを生かして、世界ランカー4人というトップアスリートとの四番勝負で輝空君はいくつ勝つことができるのか? 輝空君のひたむきな挑戦に注目だ。

松島家の父子の熱い関係がわかったところで、スタジオでは卓司さんと輝空君による松島父子の5点先取スペシャルマッチも開催。父として負けられない卓司さんだが、年々実力をつけてきている輝空君の捨て身の挑戦に苦戦。卓司さんが父の威厳を保つことができるのか?

今回の対戦に、ビートたけしは「昔と比べたら今は卓球がブーム。おかげでみんなうまくなっちゃって、俺らはやれなくなっちゃった。今は見ているだけで楽しいよね。輝空君のお父さんはすごいね。輝空君も『スポーツ大将』に出て街で声をかけられるようになったらしいけど、それがプレッシャーにならないようにして欲しいと思うね。輝空君とトップアスリートの差は“試合慣れ”。トップアスリートは打ち返すスピードを変えてきたりしていたからね。あとサーブもいろいろな選手のあらゆるサーブを受けて経験を積まないと対応できないだろうね」とコメントしている。

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