名高達男×迫田孝也、難解な鹿児島弁ネタも「『西郷どん』みてるから聞き取れた!」

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芸人が書いたネタを役者が表現するネタ番組『笑×演』(テレビ朝日系、毎週水曜25:56~)。3月7日放送分では、名高達男迫田孝也が出演し、脚本家・演出家としても活躍するマギーエレキコミックのネタをそれぞれ演じた。今回は、2つのネタを披露したあと、観客の投票で勝敗を決めることになった。

それぞれの芸人と対面する前、初出演の名高は「“やる”ってマネージャーに言っちゃった。すごく不安ですよね」と笑い、2回目の出演となる迫田は「(前回出演して)反響がすごかった」と振り返った。

演じる側ではなくネタを書く側になったマギーは同番組に「出たかった」と言い「ちゃんと“ジョビジョバ”のマギーとして呼んでくれたのは非常に嬉しい」と語った。台本については「名高さんには名高さんを演じていただく。迫田さんは鹿児島弁が得意で、大河ドラマ『西郷どん』(NHK)の方言指導もしているということで、その特性を生かせる台本にしました」と話した。対面した際には、マギーは演出家らしく、なめらかにネタをプレゼン。VTRで見ていたMCのアンタッチャブル・山崎弘也バカリズムも「慣れていますね」と感想を述べた。

対するエレキコミックは対戦相手がマギーだと知り一安心。理由として「変に後輩に負けるより良かった」と笑わせる。台本は「かなり“スラップスティック(体を使ったコメディ)”な笑いです。体力的にしんどいかもしれない」と懸念していた。

いよいよ本番。マギーのネタは、映画監督(迫田)と俳優(名高)のやりとり。鹿児島湾に怪獣が現れ、県知事が知らせを受けて指示を出すシーンを撮影するのだが、監督が「鹿児島弁を使いたい」と言い出す。名高は「聞いていない」と戸惑うが……というもの。

エレキコミックのネタは小さい子ども(迫田)とおじさん(名高)が登場。手製の“もぐら叩きゲーム”を作ったおじさんが「デパートでやりたがっていたのはコレだろ?」と言い、自らもぐらになって子どもを楽しませる。ルールが分からず、やみくもにゲームを楽しむ子どもにおじさんは困ってしまうというネタであった。

結局、勝負はマギーが勝利をおさめたが、ネットでは「どっちも面白い」「どちらも良かった」など両者を称えるコメントが多くあった。また、『西郷どん』ファンの視聴者もおり「(鹿児島弁を)だいたい聞き取ることができた」「『西郷どん』みてるおかげで聞きとれる」などの声もあった。

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