萩原聖人、ラブラドゥードル犬との共演に感動「本当に優秀な子」

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萩原聖人が、今春テレビ朝日の『日曜プライム』(毎週日曜、21:00~23:05)枠で放送されるドラマスペシャル『復讐捜査~警察犬と刑事の殺人追跡行~』で、ラブラドゥードル犬と熱演することがわかった。

このドラマは、最愛の妹を殺され、自らも心身共に深い傷を負った刑事の兄が、妹が育て上げた警察犬と共に真犯人を追い詰めていく骨太のサスペンス。ある夜、コンビニエンスストアに押し入った強盗が、アルバイトの学生を刺して逃走する事件が発生。現場に駆けつけた刑事・三田園智史(萩原)は、犯人を追跡するため警察犬の出動を要請。警察犬訓練士である妹の美穂(藤本泉)とその相棒・バブを呼ぶも、追跡中、突如何者かに銃撃され、美穂は殉職。三田園とバブもまた、重傷を負ってしまう。

銃創の後遺症で足を引きずるようになった三田園は傷の痛みもさることながら、自らを責め続け、苦しみながら生きてきた。優秀な警察犬だったバブもまた、美穂を失ったトラウマに苛まれ、無気力状態となり引きこもり……。そんな傷ついた者同士、三田園とバブがコンビを組んで立ち上がり、事件の真相を追いはじめる。“コンビニ強盗傷害事件”と、その直後に起きた“警察官銃撃事件”の関連は!? そして、2つの事件の背後に潜んでいた意外な黒幕とは!? 衝撃の結末まで目が離せない、緊迫のストーリーが展開していく。

主人公の三田園を萩原が、三田園の上司であるキャリア警視・花村沙織を本仮屋ユイカ、組織犯罪対策部刑事・韮澤を加藤雅也が演じ、石橋蓮司榎木孝明長谷直美らベテランたちが脇を固め、作品に奥行きをもたらす。

そして忘れてはならないのが、三田園の相棒となるラブラドゥードル犬“バブ”だ。人懐っこさと賢さをあわせ持り、人間の気持ちを察する能力に優れ、セラピー犬としても高い資質を持っている。そんなラブラドゥードル犬のバブが、俳優たちに負けない名演技を随所で披露する。

今作について、萩原は「一言でいうと、とても骨太なハードボイルド作品だなと思いました。脚本を手がけられた作家・武知鎮典さんのこだわりが随所にちりばめられていて、今の時代にはなかなかない、ハードボイルドさを感じました」と。そして、相棒“バブ”とのコンビについては、「動物との撮影は思いどおりにいかず時間がかかるケースも多いので、撮影に入る前は“もしかしたら睡眠時間がなくなってしまうかも……”などと覚悟していました。ところが実際に会ったら、バブは本当に優秀な子で、人間の方がよっぽどダメダメでしたね(笑)。トレーナーさんの一言でちゃんと指示を聞く賢さを持っていたし、やさしくて愛嬌もある。連れて帰ってもいいなと思うぐらい、本当に“愛せる子”でした」と語っている。

また、本仮屋、加藤とは今回が初共演。「2人揃ってイメージとまったく違う方々でした(笑)。加藤さんはビックリするぐらい気さくな方で、現場ではずいぶん作品について話し合いましたね。本仮屋さんも本当に明るい方で、彼女の出演シーンがこのハードな作品の中でフワッとした印象をもたらす場面になっています。スケジュールがタイトで現場は大変でしたが、皆さんのおかげで楽しく撮影に臨むことができました」と感想を述べ、最後に「テレビではなかなか見られない良質な映画のようなドラマだと思います。ぜひ多くの方々に楽しんでいただけるとうれしいですね」とアピールしている。

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