加賀まりこ、ナニワの極妻役で水谷豊と初共演『相棒』最終回SP

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女優の加賀まりこが、3月14日(水)20時から放送の『相棒season16』最終回2時間スペシャル(テレビ朝日系)に出演。水谷豊と初共演することがわかった。

今回、加賀が演じるのは、大阪を拠点とする暴力団「風間燦王会」組長の妻、風間匡子。実は匡子は、『相棒season15』から芦名星が演じる週刊誌記者・風間楓子の母親役。つまり、楓子はヤクザの娘だったということになるわけだが、この意外な事実は、この最終回スペシャルで楓子がある事件の被害者になったことから発覚する。

ある日、偶然にも甲斐峯秋(石坂浩二)ら警察関係者とホテルで出くわした楓子は、彼らとすれ違いざまにエスカレーターから転落。額に全治2週間のケガを負ってしまう。楓子は、その場にいた警察関係者の誰かに突き落とされたと主張するが、彼らの中に警察上層部の人間もいたことから、楓子の言い分は受け入れられず、ただの妄想として処理されてしまうのだ。

それに対して、楓子が記者を務める週刊誌「週刊フォトス」が現場にいた警察関係者たちを誌面で告発。この記事が大阪にいる楓子の母親・匡子の目に留まり、事態は思わぬ方向へと動き出していく……。

嫁入り前の大事な娘を傷付けられたとあって、匡子は怒り心頭。警察への宣戦布告も辞さない覚悟で東京に乗り込んでくるのだ。娘思いの母親と、ヤクザの姐さんとしての顔が入り混じる難役を演じた加賀は、「私にとって、仕事はおもしろがれるかどうかが大事。今回はとってもおもしろがれましたから、どんな作品に仕上がってくるのか私も楽しみです」と、笑顔でその手ごたえを語っている。

そんな匡子のみどころについては、「右京さん(水谷)たちと、とぼけて会話するところ」をあげ、今回が初共演となる水谷に関しては、「本当に楽しかった。でも、豊さんは私の芝居を見てケラケラと笑っていらしたのよ(笑)。私の表情がそんなに変だったかしら?(笑)」とコメント。また、「台本をもらってからこの1カ月、ずーっと練習していました」という加賀の関西弁も注目だ。さらに、撮影前には、300回記念スペシャルに瀬戸内米蔵役で久々に登場した津川雅彦から、「相棒の現場はいいぞ~。みんな感じが良くて優しくしてくれる。安心して行ってきな!」と背中を押されたとのエピソードも披露した。

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