野村真美、“渡鬼”で共演の藤田朋子から移住の極意を伝授

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タレントや芸人、俳優が縁もゆかりもない地方に移住。その田舎暮らし体験に密着し、“人がそこに住む理由”を伝える、リアル・ドキュメント・バラエティー『イチから住~前略、移住しました~』(テレビ朝日系、毎週日曜18:30~)で、現在は群馬県桐生市に移住した女優・藤田朋子の暮らしぶりが紹介されているが、3月4日の放送から、女優・野村真美による静岡県三島市篇がスタートする。その移住開始に先立ち、野村が“移住の先輩”である藤田の住まいを訪問した。

長年、国民的ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で共演してきた藤田と野村は、「血はつながっていないけれど、“親戚のお姉ちゃん”みたいな感覚ですね」(藤田)、「打ち合わせがなくても空気感でなんとなくわかりあえる、そんな歳月を共に過ごしてきました!」(野村)と互いに信頼しあう仲。

現在、藤田は桐生市で単身生活中だが、人懐っこい性格も手伝って、茶の販売店での接客アルバイトも好調、日々の暮らしを楽しんでいる。この日、桐生市を訪れた野村は、「知り合って28年になるけど、藤田さんのお家にお邪魔するのは初めて」といいながら、部屋のあちこちをチェック! 心地よく暮らすために工夫を凝らした住まいを見て、「そうか……移住するってことはイチから全部揃えるわけだもんね」と納得。その後は、「最初、洋服はどのくらい持ってきたの?」「アルバイトはどう?」などと質問しまくり。

移住してから近所にたくさん友人ができたという藤田は、「おすそ分けがてら、近所の方のお顔を見に行ったり、用事がなくても訪ねて行って“お友だちになりたい”という気持ちを態度で示したり……。特別に変わったことをするのではなく、普段どおりに接すれば、皆さん仲良くしてくださると思います!」と移住先での友人作りの極意をアドバイス。
それを聞いた野村は、「私はもともと“素”しかない、嘘がつけない人間なので、普段のままでいいんだなと改めて思いました!」と安心した表情を浮かべていた。今回の訪問で移住生活のイメージを膨らませることができた野村はまた、「ひと言でいえばドキドキがなくなり、ワクワクだけになってきました。いろいろな人と出会うのも楽しみですし、そこから新たな世界が広がっていきそうな気がします」と、新たな体験への期待を口にしていた。

野村がこれから移住する三島市は、富士山に降った雪や雨が地下水となって市内に湧き出ることから、“水の都”とよばれている町。豊かな自然が広がる一方で都心へのアクセスもよく、移住先としても大人気の場所だ。野村は「単なるお仕事ではなく、自分の人生の一部として、“本当に生きる”という気持ちで、移住を体験していこうと思っています」と、意気込みを語っている。

誰とでもすぐに打ち解ける性格を生かし、桐生でさまざまな出会いを育んできた藤田はまさに“渡る世間に鬼はなし(※世間には非情な人ばかりでなく、人情に厚い人もいるということわざ)”ともいえる暮らしを実践中だが、そんな藤田からエールを受け取った野村の移住生活はどんなものになるのか、注目していきたい。

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