大地真央、吉田栄作と感動のウエディングシーンで「思わず涙が…」

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今年1月8日のスタート以来、幅広い世代から絶大な支持を集めている帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』(テレビ朝日系、毎週月~金、12:30~12:50)。そのヒロイン・越路吹雪を公私ともに支え続けた夫・内藤法美の絶頂期役が吉田栄作に決定。このほど、越路の絶頂期を演じる大地真央と共に、結婚式シーンの撮影に臨み、大地が思わず涙する一幕も……。

この作品は、昭和の歌姫・越路吹雪、本名・河野美保子、愛称“コーちゃん”がたどった波乱万丈の人生と、盟友の作詞家・岩谷時子との濃密な友情を描くドラマ。現在、越路吹雪の青年期を瀧本美織、時子の青年期を木南晴夏が熱演し、大好評を博している。

越路が生涯の愛を誓った相手・内藤法美は、作曲家、編曲家、ピアニストとして活躍した音楽家。2人は内藤がラテンバンド「東京キューバン・ボーイズ」のメンバーだった頃に知り合い、そのピアノの音色に衝撃を受けた越路の熱烈なオファーによって共に仕事をするようになり、交際に発展。ここまでの青年期、つまり2人が恋人同士だった時代は、若手実力派・長谷川純が内藤を演じている。

そして、ヒロイン・越路吹雪役が瀧本から大地真央に、時子役が木南から市毛良枝に引き継がれるのと同時に、吉田も長谷川からバトンを受け取り、第8週、3月2日(金)から登場する。越路と内藤は小さなすれ違いで一度別れてしまうものの、“ある出来事”をきっかけに愛を再確認し1959年に結婚。このとき、越路吹雪35歳、内藤法美30歳だった。

世間は、大スターの越路と年下のピアニストである内藤の結婚に驚くが、越路は内藤と彼の才能に心底ほれ込んでおり、内藤もまた越路が1980年に他界するまで深い愛情で彼女を包み込み、公私ともに妻を支え続けた。吉田はそんな内藤を、ダンディーかつやさしい眼差しをたたえながら演じていく。

内藤の絶頂期役に挑む吉田は近年、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍。シリアスからコメディーまで多彩な作品で、深みのある演技を見せている。今回、ピアニストでもある内藤役を演じるにあたり、「僕自身も音楽活動をずっと続けているので、僕のサポートをしてくれるピアニスト、キーボードプレーヤーを若いころから見ていました。彼らの一挙手一投足を見続けた僕の集大成がここに出るんじゃないかと思っています」と、これまでの経験を演技にこめる決意を告白。妻・越路役の大地との共演は「毎シーン毎シーンすごく面白くて、大地さんの素敵さとチャーミングさの両面を見せていただいています」と刺激的なようで、「コンサートのシーンなどでマイクを前にした時は、むしろ逆に、越路さんなのか大地さんなのかわからないくらいのオーラが出ています」と、その熱演を絶賛。

さらに、2人は結婚式のシーンも撮影。大地は越路の結婚式の写真を参考に、クラシックな雰囲気のウエディングドレスをセレクト。純白のドレスを身に着けた大地と黒のタキシード姿の吉田がロケ先の教会に現れると、スタッフ&共演者から「ステキすぎる……!」と自然と歓声が上がった。しかし、実はこの撮影が行われたのは、首都圏を大雪が襲った翌日。凍てつく寒さに見舞われる中、2人は寒そうなそぶりは微塵も見せず、幸せ絶頂の笑顔を浮かべながら演じていた。また、式の直前、越路が親友・時子に「ありがとう……“お時さん“も法美さんも私の生涯の人なの……」と感謝の思いを語りかけるシーンでは、顔を見合わせた大地と市毛が共に涙の熱演。大地も「長年の2人の絆を感じ、胸がいっぱいになり、思わず涙がこぼれました。これもウェディングドレスの持つ力かもしれませんね」と語るほど、2人の強い結びつきを物語る感動のシーンに仕上がっているという。

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