『科捜研』マリコの凛々しい侍姿に称賛の声「殺陣まで習うとは流石、沢口さん!」

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沢口靖子主演の木曜ミステリー『科捜研の女』(テレビ朝日系列、毎週木曜20:00~)season17の第14話が、2月22日に放送。このシリーズでは、毎回主人公・榊マリコ(沢口)の“衝撃的なワンカット”シーンが登場し、注目を集めているが、今回の放送では、マリコが江戸に颯爽と現れ、華麗な刀さばきを披露。インターネット上でも、“男前な”マリコに対する称賛の声があがっていた。

今回は、ブランド品買い取りチェーンの社長・新庄和子(大林菜穂子)が殺害され、現金が奪われる事件が発生。偶然近くに居合わせた土門(内藤剛志)と蒲原(石井一彰)が、現場から逃走する男・根岸義雄(津村知与支)を逮捕。蒲原は根岸が主張する「金は死体の上にあった、気味悪いくらいキチンと並べられてて……」という言葉にひっかかった。

ある日、蒲原が科捜研に相談にやってきた。根岸の証言は事実で、犯行は別の人間によるもので、しかも連続殺人事件の一つでないかと。蒲原によると、被害者が最近頻繁に連絡をとっていた堂上克郎(ドヰタイジ)が1週間前に石段から転落して死亡したという。すでに事故死と結論づけられ堂上の遺体は荼毘に付されていたが、マリコらは遺体の近くに落ちていた折れた竹刀や浅葱色の布など遺留品の鑑定を開始した。

竹刀は石段から落ちた時に折れたものではなく、何者かが折ったものと判明。さらに布は新選組の羽織の切れ端であることがわかった。竹刀を折った何者かが犯人の可能性もあるが、なぜ新選組の羽織の切れ端が落ちていたのか? 蒲原が根岸に話を聞くと、和子の遺体のそばにも新選組の羽織の切れ端が落ちていたという。

堂上と和子がかつて同じ町に住んでおり、ともに再開発計画の反対運動に参加していたことがわかった。その反対運動は、郷土史家の南山将人(伊庭剛)を中心に新選組を研究する会が中心となって行われていたという……。そのメンバーの一人、弁護士の長久保友光(神尾佑)によると、反対運動は南山の事故死で頓挫したらしい。南山の後妻・南山鈴江(山口香緒里)と、南山の息子・南山勇司(タモト清嵐)によると、父が死んだときも、新選組の羽織の切れ端を握っていたと証言。3人の死と新選組の羽織が意味するものとは……という展開だった。

今回の衝撃シーンだが、研究所にて新選組についての会話から当時の新選組を想像した場面。マリコ率いる科捜研メンバーによる時代劇シーンで、沢口は「眉のメイクも、いつもより男らしくしてみた」らしく、男装の麗人とはまさにこのこと。刀を構え、敵に颯爽と向かうといった短いシーンではあったが、ネット上では「凛々しい」「妄想の1コマなのにきちんと殺陣まで習うとは流石、沢口さん!」「マリコ侍かっこいい~」とその姿を称賛する声が多数あがっていた。

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