『科捜研の女』“どもマリ”に急進展!?子どもの登場に「家族やん!」

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沢口靖子主演の木曜ミステリー『科捜研の女』(テレビ朝日系列、毎週木曜20:00~)season17の第13話が、2月15日に放送。このシリーズでは、毎回主人公・榊マリコ(沢口)の“衝撃的なワンカット”シーンが登場し、注目を集めているが、今回の放送では、マリコと土門薫(内藤剛志)が子どもと3人で仲良く歩くシーンが登場。インターネット上では「子どもがいたなんて……」とざわついていた。

この作品は、沢口演じる京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・マリコを中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿が描かれている。また、“最新の科学捜査テクニック”と“豊饒な人間ドラマ”が絡みあうハイクオリティーなミステリーとして、1999年のスタート時から根強い人気を誇っており、現行のテレビドラマでは最も長く続いている長寿シリーズだ。

今回は、ファイナンス会社社長・稲葉和成(山本道俊)の刺殺体が発見されるという事件が発生。遺体の周辺には歩き回ったような足跡があり、マリコは遺体の足首からバラの花弁を発見する。その後の鑑定で靴と着衣からバラの花粉が検出され、靴底には花の細胞液が多量に付着していた。どうやらバラの花を踏みつけたために付着していたいたようだ。
防犯カメラの映像から事件の直前、歩いている稲葉のすぐ後をバラの花束をカゴに入れた自転車が通っていたことが確認された。映像に顔は映っていなかったが、稲葉が自転車の人物とトラブルになっていた可能性がある。さらに宇佐見(風間トオル)が凶器のナイフに付着していた砂から「判別不能」の物質を発見。宇佐見によると、新種の鉱物か、地球上に存在しない物質ではないか、というのだが……。かつてヤミ金融対策法で逮捕された過去を持つ稲葉だけに、債務者から恨まれていた可能性もある。土門は稲葉の部下・宗方俊(やべきょうすけ)から話を聞くが、「カネを借りていた連中に話を聞いてくれ」と恨みを買うのも当然と言わんばかり。

蒲原(石井一彰)が債務者の一人・滝沢亮子(遠藤久美子)から話を聞いていると、近所に住む三島芳江(山口果林)が割って入ってきた。稲葉を「疫病神」とののしる芳江によると、稲葉は亮子のもとに連日取り立てにやってきて嫌がらせを働いていたという。亮子は2年前に夫の滝沢春夫(伊嵜充則)を病気で亡くしていたが、亮子は夫が好きだったバラを仏壇に手向けているという。

被害者の靴にもバラが……。マリコが考えをめぐらせていると、ナイフに付着していた謎の物質がかつて南米に落下した隕石のものであることがわかった。犯人はその隕石を握りしめた手で犯行に及んだ可能性が高い。そんなところに、亮子の一人息子・昴(滝沢昴)が亡き父親が大事にしていた隕石を探して欲しいとやってきて……という内容だった。

今回の“衝撃”は、この昴とマリコと土門が、まるで家族のように一緒に仲良く歩くシーンだった。かねてから、ファンの間では、土門とマリコ=“どもマリ”の2人がいつくっつくのか、と注目していたため、予告でこのシーンが流れると「ついに!?」という声も多数。しかし、実際は事件解決後に一緒に歩いただけだが、ネット上では「どもマリが子供!?」「土門さんとマリコさんが子どもとー!」「最後、どもマリがじゃれてる」「土門さんとマリコさん、家族やん……」と反響。中には、「※今から見始めた人へ。この子どもはマリコさんの隠し子ではありません」「土門さんとマリコさん疑似家族おいおい」という声もあがっていた。

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