マツコ、岡本太郎の“太陽の塔”新解釈に「そう見えてきた」

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マツコ・デラックスが、毎回あてもなく気ままに夜の街を徘徊し、そこで出会った人々と交流をする『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系24:15~ ※一部地域で異なる)。2月1日の放送では、廃校となった池尻中学校舎を再生した施設「IID 世田谷ものづくり学校」を訪れた。

同学校は、「産業振興」「地域交流」「観光拠点化」を活動指針とし、ものづくりに関するお店や会社が入っている複合施設である。初めて足を踏み入れたというマツコは「学校っていってもさ、オシャレよ」と、校舎の雰囲気を壊さない内観に感嘆の声をあげる。

その後、3Dプリンターなどを利用できる作業スペース「FabLab Setagaya at IID」へ入店するマツコ。店内では、鉄道模型をペーパークラフトで製作している大学生がおり、話を聞くと趣味ではなくネットやイベントで販売しているとのこと。パソコンを駆使し、レーザーカッターで器用に作る彼にマツコは「将来何をやりたいの?」と質問。大学生は「将来、こういう(鉄道模型の製作会社)ことをしている会社に行きたいと思っています」と言い、「法人化しているところから、ぜひ来てくれと言われていて」とスカウトされていることを明かした。驚いたマツコは「お前それちゃんと(給与面を)交渉しろよ? だって自分で(会社を起こして)手広くやったら儲かるんだから。マージン取られることもあるだろ?」と青年の将来についてアドバイスした。

続いて訪れたのは、小学生向けのプログラミング教室を行う「世田谷ハツメイカー研究所」。実際にプログラミングをしてロボットを動かしたマツコは大はしゃぎ。「2020年から小学校でプログラミングが必修化される」という話になるとマツコは、「こんなこと言ったら身も蓋もないけど」と前置きした上で、「そんなに必死に勉強する必要はありません。もっと簡単に(パソコンが)使えるようになります。だから私は何も勉強していない。(進化するのを)待っているの」と持論を展開。さらに、英語を学ばなくても精巧な自動翻訳機が誕生するとまで予言する。しかし最後には、「……って言うと向上心がなくなるのね」と反省の言葉を述べた。

同研究所には、“太陽の塔”の置物が置かれており、スタッフが「うちの甥っ子がそれを見て“クジラが水面にダイブしているように見える”って言っていて、すごい大発見じゃないかなと思っているんです」とコメント。“太陽の塔”をまじまじと見つめたマツコは、「言われるとそう見えてきたわね」と納得していた。

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