戸次重幸「年々ミリ単位で…」リーダー・森崎博之の“顔面成長説”を唱える

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北海学園大学演劇研究会出身の5人(森崎博之安田顕戸次重幸大泉洋音尾琢真)で結成され、日本一公演チケットが取れない劇団として絶大な人気を集めているチームナックス(TEAM NACS)。彼らが唯一総出演する『ハナタレナックス』(北海道ローカル、毎週木曜24:15~)全国ネット特別番組の第4弾『HTB開局50周年記念 ハナタレナックスEX(特別編)チームナックスとゆく 北海道美食めぐりの旅 in 小樽』が、2月4日(日)13時55分からテレビ朝日系で全国放送される。

今回で4回目となる『ハナタレナックス』の全国放送。これまで過去3回、20年以上にわたり、彼らと番組を制作してきた杉山順一プロデューサー(編成局 総合制作部)や番組スタッフに彼らの“生態”について伺うインタビュー特集を実施してきたが、今回はチームナックスのメンバー5人を直撃。その模様を5回にわたって動画付きで連載中だ。さらに、メンバーがお互いどう思っているのか、“あの人について語る”という企画もリレー形式で実施している。

3回目となる今回は、杉山Pから「チームナックスで学生時代と変わらない“天真爛漫な明るさ”を持っている」と言われている戸次さんにインタビュー。今回の旅の見どころについて語っていただいた。

――今回の舞台「小樽」。オッサン5人旅の注目ポイントを!

我々、平均年齢44歳。もう中堅劇団と言ってもいい年齢になってしまったんですが、44歳のオッサンが、こんなことで未だに笑っているんだな、というところが注目ポイントじゃないでしょうか。テレビをご覧いただいている皆さんの周りの44歳よりも、グッと精神年齢が低いと思います。この番組で、オッサンたちが集まると、こんなにみんな中学生みたいに盛り上がれるのか、ってところですかね。

――ちなみに、小樽へは初めてですか?

もう小さい時から行っています。隣町なので、小学生の時は、叔父と一緒に釣り竿を持って、防波堤で鰯、鰈とか釣ってましたね。馴染み深い町です。

■「戸次さんから森崎さんに!」リレー企画<第3弾>

――森崎さんについて。尊敬している部分は?

尊敬している点は、もう明確に1つあります。チームナックスのリーダー、愛称も“リーダー”なんですが、よくこんな面倒くさい連中のリーダーをやっているな、というところを尊敬しています。しかも! これからも“リーダーでありたいと思っている”っというところは凄いなと思います。僕は、(チームナックスのリーダーになることは)自己犠牲でしかないと思いますし、(リーダーは)マゾなんじゃないかと(笑)。僕だったら、絶対イヤですね! リーダー含め、本当面倒くさいですからね、この5人!

――森崎さんに言っておきたいことは?

うちのリーダーは健康オタクなんですが、誰よりも体が弱い……。なので、健康法とか一度やめてみたら、と。“少しでも安全な野菜を、肉を、米を”とか言っているんですが、逆にそういうものばかり口にしているから、体が弱くなっているような気がするんですよね。もっと不純物を体に入れた方が、逆に強い体を作れるんじゃないかと思うんです(笑)。でも、我々もオッサンになってきましたら、健康に気を遣うようになるじゃないですか。リーダーが“それは、食べちゃダメだ! その添加物はだめだ!”とか言っていると、影響を受けてしまって、商品の成分を見るようになっちゃんだんですよ。一番健康志向があるのに、体が一番弱いっていうことに、どうも納得できなくて……(笑)。

――戸次さんから見た、今回の森崎さんの旅っぷりは?

ま、通常営業というか……(笑)。いつも通りの面白い人でしたね。また、年々ちょっとずつですけども、おそらくミリ単位で、顔が大きくなっていると思うんです。至近距離で見ると思いますね、去年より今年は少し大きくなっている、最終的には「がきデカ」のようなフォルムになっていくと思うんですよね。よく歩けるなと思いますよ、あのバランスで(笑)。凄く首の骨が強い人だと思いますね。リーダーの頭、20ポンドくらいの重さはあると思うので(笑)。

――メッセージ

今回は、家族連れで行くと楽しめるポイントを多々紹介していますので、ぜひお子さんと一緒にみていただきたいです。オルゴールとか、ガラス工芸とか、子どもと行ったら絶対に楽しめるポイントが出てきますので。後は、“オッサン子ども”な連中の生態を、“動物番組”をみる感覚で見ていただければと思います。

今回の旅で一行は、レトロなボンネットバスに乗り込み観光ツアーへ出発する。「オッサン5人がただ食べるだけ」では芸がない! ということもあり、ところどころに用意された、グルメを賭けたちょっと意地悪なクイズやゲームも行われる。時に怒ったり、愚痴ったり、こぼしたり、ボヤいたり、店員さんに一目惚れしてみたりと、チームナックスらしい一面もちらほら。

戸次もオススメしていた、子どもと一緒に楽しめるポイントも盛り沢山で、視聴者プレゼントとして小樽ならではのお土産を手作りしたりするほか、かつて北海道開拓の玄関口として北前船が往来し、ニシン漁で繁栄を極めた小樽には、運河や北海道初の鉄道、ニシン御殿など激動の明治・大正・昭和を感じさせる施設や建物もたくさん残っている。そんな歴史も交えながら届ける第4弾「小樽旅」はどこを取っても見どころだらけとなっている。

数々の名所はもちろんだが、相変わらず素顔と本音丸出しの“チームナックスらしい”オッサン旅は変わらず。これまでも、彼らの飾らない“素”の姿が見られることもあり、インターネット上では、「ハナタレナックスやっぱ面白い!」「5人の素が見られて素敵でした」「5人のやり取りが素で良かった」「カメラの前で終始素の5人のおじさんが見られてよかった、来年もお願いします!」と反響だった。

そんな中、今年1月2日のレギュラー放送で、全国特番第4弾の決定が告知されると、再びネット上では「やったー!」「次は小樽か。楽しみ!」「ずっと待ってましたっ!」という声が続出。今回は、いったいどんな“オッサン子ども”な姿を見せてくれるのか楽しみだ。

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