大塚寧々、木村拓哉から“お姫様抱っこ”!菜々緒らをこき使うワガママ妻役『BG』

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木村拓哉が初めてボディーガード役に挑むことで話題となっている連続ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)第2話が、1月25日に15分拡大で放送。今回は、大塚寧々が裁判官の妻役でゲスト出演する。

本作は、武器を持たず、丸腰のまま危険と隣合わせで任務を遂行する“究極のサービス業”とも言えるボディーガードたちの熱く、泥臭い戦いの日々が濃密に描かれていく人間物語。

2001年放送の連続ドラマ『HERO』(フジテレビ系)で、木村演じる主人公の同僚検事役を演じていた大塚。本作では、人権派で知られる裁判官・行永辰夫(田中哲司)の妻・亜佐美役として、木村と久々の共演を果たす。

ある日、行永夫妻の自転車が放火されるという事件が起き、安全を確保するために主人公・章(木村)たちが警護につくことに。しかし、横柄な態度で雑用を言いつけてくる亜佐美に、章と共に警護につくまゆ(菜々緒)は辟易。しかし章は、次第に彼女を監視する怪しい視線があることに気付く。さらに、彼女にはどうやら夫の辰夫には言えない秘密があるようで……。亜佐美に振り回されながら警護を続けていく章だが、ある出来事から亜佐美が窮地に立たされてしまう。絶体絶命の状況で、章は亜佐美を抱きかかえ、その場からの脱出を図る。

実はこのシーン、台本上では抱きかかえるのではなく「庇うように立つ」となっていたが、当日現場で話す中で、木村が「(亜佐美を)抱いて走ってしまったほうがいいのでは?」と提案し、急きょ大塚を“お姫様抱っこ”することになったのだそう。ワンシーン、ワンカット、スタッフとじっくりコミュニケーションを取りながら撮影していくという、木村らしさが溢れるシーンとなった。

自身が演じる役について、大塚は「亜佐美は章やまゆを小間使いのように扱うのですが、あまりにも態度や言い方が酷すぎて、演じている自分もびっくりしてしまうほどでした(笑)」とコメント。“お姫様抱っこ”のシーンについては、「何カットも撮影をしたので、重くて大変だったと思うのですが(笑)、木村くんはまったくそんなそぶりも見せず……。どんなシーンに仕上がっているか、是非オンエアを楽しみにご覧ください」と語る。

さらに、木村のプロ意識に改めて驚いたエピソードもあったという。「今回、撮影の合間にふと木村くんを見たら、立ち姿がすごく真っ直ぐで綺麗だったんです。ボディーガードって何かあったらすぐに動けるように、どちらかに体重をかけてはいけないんですって。だから撮影中だけでなく、普段からそれを意識しているんだと話してくれて、さすがだなと思いました。以前に共演した時も、今も、そういうストイックな部分は変わらないですね。あとは周りの方々への気遣い。木村くんっていくつも目があるんじゃないかと思うくらい、いろんなところを見て気を配っているんです。そういうところも変わらないなぁと感じました」と絶賛している。

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