武田航平「キバ」から約10年『仮面ライダービルド』で3人目のライダーに!

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天才物理学者の桐生戦兎(犬飼貴丈)が仮面ライダービルドに変身、軌道を計算してのライダーキックなど物理学を応用した戦いを披露。日本を東都、西都、北都の3つに分断するなど、未知の力を秘めたパンドラボックスを巡るミステリアスなストーリー展開も話題となっている『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系、毎週日曜9:00~)に3人目のライダーが登場することがわかった。

12月9日から公開された映画『仮面ライダー 平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイド with レジェンドライダー』も週末興行ランキングで1位を獲得(興行通信社調べ)。様々な謎が解明されつつあるドラマとともに「ビルドワールド」は大きな盛り上がりを見せている。

11月19日放送の第11話「燃えろドラゴン」では、万丈龍我(赤楚衛二)が変身した第2のライダー、仮面ライダークローズも登場。そして12月3日放送の第13話「ベールを脱ぐのは誰?」では、戦兎&龍我の2人同時変身も披露しビルドファンを大いに喜ばせた。そんな中、来年1月7日放送の第17話から、3人目の仮面ライダーが満を持して登場する。その第3のライダー、その名も“仮面ライダーグリス”。東都で活躍するビルドとクローズとは違い、“北都生まれ”の仮面ライダーとして登場する。

パンドラボックスから放たれた謎の光によって突如出現した壁“スカイウォール”。そのスカイウォールで3つに分断された日本列島には、東都、北都、西都と3つの首都が誕生、それぞれが自治政府を持ち独立する。しかし、東都首相代理の氷室幻徳(水上剣星)は、パンドラボックスに秘められた強大な力を独占し、首都の統一、一つの国家としての統治を画策。幻徳と同じ野望を抱く北都、西都の首相と対立し、北都は東都に宣戦布告する。
そんな中、北都から秘密兵器として送り込まれるのが、仮面ライダーグリス=猿渡一海(さわたり・かずみ)だ。一海は、北都首相の一般市民をも攻撃目標とするやり方に不満を口にしながら、戦兎、龍我の前で仮面ライダーグリスに変身。段違いのパワーでビルドとクローズを圧倒する。北都からやってきた“最強で最凶の敵”に戦兎と龍我はどう立ち向かうのか?

そのグリスに変身する猿渡一海を演じるのが、武田航平だ。2008年1月から2009年1月まで放送された平成ライダーシリーズ第9作目となる『仮面ライダーキバ』に出演。主人公の紅渡(瀬戸康史)の父親・紅音也役を演じた。「キバ」は渡が活躍する現代と、若き日の音也が活躍する1986年という2つの舞台が並行する形でストーリーが進行。武田演じる音也は、結婚して渡の父親となる以前の若き天才バイオリニストとして仮面ライダーイクサや仮面ライダーダークキバにも変身。美人には目がなく、いい加減な性格だが、友情に厚く男気にあふれたヒーローを熱演した。ただ、「キバ」で変身した仮面ライダーイクサや仮面ライダーダークキバは、他の何人もの登場人物が変身する仮面ライダーでもあったため、武田にとっての仮面ライダーグリスは、自分専用の変身ベルトとアイテムで変身する初めての仮面ライダーとなる。

今回に出演に武田は、「すべての人々の永遠のヒーローであり、憧れである仮面ライダーに再び変身できる。オファーを頂いたときは、とても光栄なことと心より嬉しく思いました。と同時に“キバ”からもう10年か、と時の流れの早さに驚きました。撮影現場に入った時は“戻ってきたな”という感じで感慨深かったです。顔見知りのスタッフさんもたくさんいたので安心しました。実家に戻ってきたような感じですね」とコメント。さらに、「犬飼君、赤楚君は“後輩ライダー”ではありますが、先輩として言えるコトなどありません(笑)。一つ言えるとしたら“2人同時に愛してやる”ということですか……。あれ? またどこかで聞いたような言葉が(笑)。一海の様々なモノやコトを背負う姿を見て欲しい。見た目とは違い、昔ながらの日本男児的なところに注目して頂きたいです。ぜひ応援してください!」と語っている。

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