玉木宏×常盤貴子×木村多江、豪華キャストが圧巻の演技

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松本清張初期の傑作短編小説「鬼畜」が、玉木宏常盤貴子木村多江ら豪華キャストらを迎え『ドラマスペシャル 松本清張 鬼畜』(テレビ朝日系)で12月24日(日)の21時から放送される。

この作品は、松本清張が実話をもとに1957年に執筆した作品で、善良な人間の心に悪魔が生まれる瞬間と親子の絆を描き、読者の胸の内を深くえぐった。1978年には映画化(監督・野村芳太郎、主演・緒形拳)、2002年にはドラマ化され(主演・ビートたけし)、センセーショナルな物語と深い人間ドラマが日本中を震撼の渦に巻き込んだ。

テレビ朝日ではこれまで『点と線』(2007年)、『砂の器』(2011年)、『十万分の一の偶然』(2012年)、『三億円事件』(2014年)、『黒い樹海』(2016年)など数々の清張作品をドラマ化し大反響を獲得してきたが、今回、その集大成として、不朽の名作『鬼畜』を新たにドラマ化。清張がこの衝撃作を書き綴ってから60年、2017年のラストを飾るドラマスペシャルとして登場する。

主演は、『砂の器』に続き、清張ドラマは2作目となる玉木。爽やかな“いい人”からダークヒーローまでさまざまな役柄に挑み、俳優として確かな歩みを続けてきた玉木が、本作では葛藤しながら道を踏み外してしまう宗吉を、抑えた演技で表現する。宗吉をじわじわと追い詰める妻・梅子を常盤が。夫の裏切りを知り、冷酷な女に変貌を遂げていくさまを迫真の演技で見せていく。そして、木村がしたたかで妖艶な愛人・菊代を熱演する。さらに柳葉敏郎、余貴美子、橋爪功など、日本を代表する名優たちが多数出演、作品にさらなる厚みをもたらしている。

脚本はベテラン・竹山洋。演出は『相棒』シリーズでおなじみの和泉聖治監督。2人の鬼才の手により、清張の名作が蘇る。

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