米倉涼子が3日、六本木のテレビ朝日本社にて行われた『ドクターX～外科医・大門未知子～』第5シリーズ（テレビ朝日系列、10月12日スタート 毎週木曜21:00～※初回は拡大放送）の制作発表記者会見に出席。劇中では西田敏行に対して「いたしません！」という姿勢を常に見せてきた米倉だが、その西田から18万円もの高級肉をシェアされ、満面の笑みを見せるという一幕があった。

本作は、失敗しない天才フリーランス外科医・大門未知子（米倉）が活躍する人気医療ドラマの最新シリーズ。日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」へ再び派遣された未知子が、初の女性院長誕生を機に、新たな権力争いが渦巻く巨塔に立ち向かっていく姿が描かれていく。

白衣姿で登場した米倉は「5年前に『ドクターX』が始まり、この日まで大門未知子を演じられるとは思いもしなかったので、すごく不思議な気持ち。またこうやって皆さんとお会いできて、新しいメンバーとも共演できて本当に幸せです」とあいさつ。

また「街を歩いていると、思った以上に反響があって嬉しい。私って大門未知子なんだなと改めて感じている。私自身は素晴らしい役者さんたちに会いたいという思いと、純粋にお医者さんの役が好きでやらせていただいています」と役柄への思いを語った。

シリーズを通して、権力者たちが高級料理店「銀座うかい亭」に集い、高級和牛ステーキを堪能するというお決まりのシーンがあるが、今回はステージに同店のシェフが登場し、1.5kgで18万円もする肉を焼いて出演者に提供。フリーランスの医師という設定上、あまり食べる機会がなかったという米倉が「あんなに大きいの食べてるの？」と仰天すると、東帝大学病院の元病院長で、前シーズンで知床分院に左遷された蛭間重勝役の西田は、劇中で食べることが多いようで「常識ですね」とニヤリ。

その後行われたミニクイズに正解して食べる権利を得た西田は、肉を口にし「言葉っていらないですね……本当においしい、格別。今年もお食事に行って密談をしたいなとつくづく思いました」と大喜びし、「頑張るぞ！　本院に絶対戻るぞ！」と本院への復帰を誓った。気を良くした西田は「僕は食べ慣れているので、皆さんでシェアして」と他の出演者に肉を勧め、「あ～ん」と顔を向けた米倉にもお裾分け。また、未知子の師匠・神原晶役の岸部にも一口あげて、仲良く味わっていた。

そして終盤では、サプライズゲストとして澤穂希が登場し、米倉に青いバラの花束をプレゼント。初対面だという米倉に、澤は「医療ドラマですが、なでしこジャパンのように個性的な面々が出てくるのでついサッカーに準えて見てしまう。後輩が怪我したら、ぜひ大門先生に見ていただきたい。新シリーズも楽しみ」と激励を送っていた。

このほか制作発表記者会見には、永山絢斗、内田有紀、遠藤憲一、鈴木浩介、田中圭、是永瞳、久住小春、陣内孝則、段田安則、草刈正雄、岸部一徳が出席した。