『あい婚』山崎育三郎の“ぶっ飛び”キャラに「中毒性すごい」「腹筋崩壊」

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ミュージカル界のプリンス・山崎育三郎が、入会金200万円・成婚率100%という結婚相談所の所長・藍野真伍を演じている連続ドラマ『あいの結婚相談所』(テレビ朝日系列、毎週金曜23:15~)。これまで藍野が突然歌って踊るというシーンが何度か劇中に登場し、インターネット上でも反響があったが、8月18日放送の第4話では、冒頭から存分に育三郎ワールドが展開。初回からこの世界観にハマる視聴者から歓喜の声が上がっていた。

2010年6月~2016年「ビッグコミックオリジナル増刊号」で連載された加藤山羊作画、矢樹純原作の人気コミックを映像化したこの作品で、山崎が演じる藍野所長は、元動物行動学の准教授でもある。そのため、何かにつけて見たこともない動物や昆虫の生態を例にとり、依頼者とお相手の性格や心理を分析。時には「言葉を選ばずに言うと……」と依頼者らの触れてほしくない部分にまで切り込み、イラッとさせることもしばしば。

今回放送された第4話は、中村アンが準レギュラーとして登場。その他ゲストとして谷村美月が婚約破棄される悲しいマラソン選手・長峰路子役で出演していた。谷村扮する路子は、これまでの相談者とは違い、スポーツインストラクターの美濃(大東駿介)と婚約が成立し、結婚式場探しでシスター・エリザベス(高梨臨)の教会を美濃とともに訪れる……というハッピーな登場だったが、美濃に「新たな恋人ができたから」と一方的に婚約を解消され、しかも、その新恋人がなんと藍野に妖しげに迫っていた謎の美女・金城麗美(中村)であることが判明。

結婚式をあげる教会の下見までしたのに一体なぜ? シスターはスポーツジムに会員を装い潜入、美濃に直接事情を聞くが、「こちらの問題なんです」と言うと逃げるように立ち去られてしまう。一方、信用金庫で働く路子のもとには路子を誹謗中傷する手紙が何通も舞い込み……。そんな中、「あいの結婚相談所」に美濃が麗美とともにやってきた。麗美は藍野によると、相談所と取引のある情報サービス会社の経営者らしいのだが、麗美は、なんと美濃と結婚を前提に付き合っているという。どうして!? と言うシスターに、美濃はなぜか目を伏せながら「すみません」と言うだけ。本当に美濃は麗美に心を奪われてしまったのか?

藍野とシスターが事情を路子に伝えると、美濃を信じているという路子は麗美に会わせてほしいと。相談所で路子と麗美を引き合わせたが、勝ち誇る麗美の態度に路子の怒りが爆発。美濃を巡って路子はある“賭け”を提案する……という内容だった。

そして、今回も山崎の歌とダンスは健在。冒頭、教会を下見にいったシーンでは、聖歌隊をバックコーラスに付け、映画『天使にラブ・ソングを』(原題: Sister Act)ばりのアカペラを披露したかと思えば、路子と麗美が「この泥棒ネコ!」「このブスッ!」と女同士の取っ組み合いのシーンでは、「修羅場は突然~やってくる♪」と、その状況をまるでミュージカルのワンシーンのように歌と踊りで演出。そして、ラストは、お決まりのテーマソング「Congratulations」を歌いながら共演者とエンディングを華やかに締めくくっていた。

これまで以上のミュージカルシーンの登場に、ネット上では「中毒性すごい」「毎回、クドいって位の藍野さん(山崎育三郎)の演技にハマっているwww」「すっごい面白いし、山崎育三郎のミュージカルが楽しすぎる」「山崎育三郎のせいで毎週腹筋鍛えられるW」「腹筋崩壊するwww」と盛り上がりをみせ、平均視聴率は3.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だった。

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