『刑事7人』犯人の異常さに視聴者「気持ち悪すぎ」「サイコパスか!」

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東山紀之主演のドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系列、毎週21:00~21:54)。8月2日に放送された第4話は、「死味」というテーマで、ある殺人事件を解決していく中、犯人の常軌を逸した殺害動機に対して、視聴者から「ヤバイ!」と驚きの声があがっていた。平均視聴率は、10.9%だった。

東山演じる刑事・天樹悠を中心に、個性的なスペシャリストたち7人が難解な刑事事件に挑む姿が描かれている本作。第1、2シリーズ共に高評を博し、この7月から第3シーズンに突入している。第1シリーズでは、東山に加え、髙嶋政宏、片岡愛之助、鈴木浩介、倉科カナ、吉田鋼太郎、北大路欣也の7人が登場しており、この個性豊かな顔ぶれについて、当時、都内で行われた制作発表記者会見で東山は「凄い方たちが揃っていますので、いい緊張感と、いい雰囲気が混じり合っている現場です。楽しいというよりも、良い勝負が出来ている気がします」と語っていた。

その言葉通り、“良い勝負”が劇中で熱く展開。2016年には第2シリーズが放送され、その第4話で、鈴木演じる永沢圭太が殉職。その後、塚本高史が新レギュラーとして加入し、この第3シリーズにも出演している。

今回放送された第4話は、ロボット技術開発プロジェクトに携わる研究者・川上勇人(沖田裕樹)が、何者かに首を絞められ殺されたという事件が発生。第一発見者は被害者と旧知の仲で、事件当日に待ち合わせをしていた区役所の職員・吉原浩作(尾美としのり)。川上から急に合流時間を2時間遅らせたいと言われ、職場近くで時間をつぶしていたところ、助けを求める電話を受けて駆けつけたのだという。しかも吉原は、離れた場所から遺体を見て笑っている男を目撃したと話していました。しかし、男の顔はハッキリ見えず、何者かも不明……。捜査を担当した天樹ら「第11方面本部準備室」の面々は、この“遺体を見て笑う男”が誰なのかを突き止めよう動いた。そんな中、川上の携帯電話から、生前にトラブルがあったことを匂わせる不穏なメールが見つかる。差出人は川上と同じプロジェクトのリーダー・入川裕二(新井康弘)。「第11方面本部」は入川に疑いの目を向けるが、彼にはアリバイがあり……。

一方、天樹は川上の顎に“小さな刺し傷”が残っていたこと、さらに所持品から身分証が持ち去られていたことに引っかかっていた。ひょっとしたら、これは快楽殺人犯による犯行なのではないか。そうにらんだ天樹は、過去に類似した事件がないかを調査。やがて、緻密な捜査で被疑者を絞り込んでいくのだが、そんな天樹の命を狙おうと、魔の手が忍び寄る……という内容だった。

前述の通り、快楽殺人犯の可能性も考えながら、捜査を進めていた天樹。徐々に、その真相が明かされていく中、ネット上では、「尾美さんが怪しい?」「入川?」などと“犯人予想”が序盤から展開されていたが、事件の真相が明かされていくにつれ、その犯人が異常すぎる殺人鬼だったことと、驚きの展開に「本気でヤバい奴」「サイコパスか」「殺人理由が気持ち悪すぎ」という声があがっていた。

[第5話のあらすじ]60~70代とみられる身元不明の男性(綾田俊樹)が、腹部を刺されて死亡。まもなく検死の結果、被害者は末期がんを患っていたにもかかわらず、医者にかかっていなかったことが判明する。さらに、顔を整形し、“田中一郎”という偽名を使って暮らしていたことが分かり、しかも、復元した整形前の顔を照合すると、ありえない結果が……。なんと、12年前に火災事故で死んだ稲留純一という男性と一致したのだ。田中の正体は本当に稲留なのか? だとすれば、12年前に死んだのは誰なのか!? 天樹ら「第11方面本部準備室」の面々は真相を求め、捜査を開始する。

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