内山理名が、8月11日放送の『あいの結婚相談所』（テレビ朝日系列、毎週金曜23:15～）の第3話に“超毒舌の元アイドル”役で登場することがわかった。

ミュージカル界のプリンス・山崎育三郎が元動物行動学の准教授で結婚相談所所長という超個性的なキャラクターで主演するこの作品は、山崎が得意の歌や踊りを展開に合わせて披露するなど、笑いあり、涙あり、感動あり、そしてミュージカルあり、と、これまでのTVドラマにはなかった盛りだくさんの内容で初回から「面白い！」「ぶっ飛んでる！」と話題に。

成婚率100％という結婚相談所を舞台に、第1話では加藤晴彦、市川由衣、小沢真珠が、第2話では釈由美子が、200万円という高額の入会金を支払ってでもお相手探しを依頼する“ワケあり”相談者ゲストとして登場するが、8月11日放送の第3話では、内山がゲストで出演。元アイドルで現在は歯に衣着せぬ毒舌をウリにしている女優・小津祥子役で、山崎扮する藍野所長にお相手探しを依頼する。

元々はアイドルとして活躍していた祥子は、歯に衣着せぬ発言と強気な性格で、テレビのワイドショーなどでは現役の若手アイドルと壮絶バトルを繰り広げるなど、ちょっとした異端児的な存在となっている。実生活では数年前に離婚、その離婚した夫からモラルハラスメントで訴えられている。そんな祥子をマスコミが放っておくはずもなく、行く先々では芸能リポーターに囲まれる日々。幼い頃に捨てられた母親の葬式にこっそりと出席するも、そこでも芸能リポーターに追いかけられるなど、さすがの強気な彼女も辛い状況に追い込まれいく。

そんな祥子に、今回は藍野所長から手を差し伸べる。シスター・エリザベス（高梨臨）によると、「所長が祥子さんの大ファンなので入会金は無料で」とのこと。週刊誌などから「モラハラ離婚」などと叩かれている祥子は結婚に興味なし。当然拒否するが、それでも「成婚率は100％」と胸を張る藍野所長に勝負を挑むかのように「そこまで言うなら……」と再婚相手探しを依頼する。

しかし、その条件は「私をアイドルだったことを知らない人、子供を嫌いな人」というもの。はたして藍野所長は、気難しい“毒舌の元アイドル”が提示した条件をクリアする男性を紹介することが出来るのか。

内山の毒舌と元アイドルぶりがみどころとなる今回。同じく毒舌ヒーローの藍野所長との競演は爆笑シーンの連続となること間違いないだろう。しかし、最後にはシスター・エリザベスも号泣するほどの感動が待ち受けているとのこと。内山演じる強気な“超毒舌の元アイドル”祥子が素直に心を開く再婚相手は見つかるのか？　そしてラストに待ち受ける衝撃の“大どんでん返し”とは!?

今回の出演に、内山は「台本がすごく面白くて初めて手にしたときから、久々に“早く演じてみたい”という役でした。監督いわく祥子は“ぶっとんだ女優”。キャラが濃くて周囲を振り回す、扱いが難しい女優役ですが、楽しみながら演じています。ドラマの中ですから思い切り出来ますが、こんな人がいたら結構面倒くさいな、と思いますね（笑）」とコメントしている。

そして、役柄については、「私が演じる役としては“珍しい”とよく言われるのですが、祥子のキャラクターは意外と自分とそんなにかけ離れてはいない気がします（笑）。祥子とまったく同じではないですけど（笑）。祥子は感情のすべてを言葉にしている。言葉と感情がマッチしているので素直なんです。その言葉にパワーがあってわかりやすいので、私としては役に入りやすかったですね」。さらに、山崎とはこの作品で初共演。「（山崎さんの）手の動きとかがとても美しい。顔に手をやる仕草などとても自然で嫌みではないんです。むしろ、もっとやって！　と思ってしまうぐらい（笑）。もっとたくさん絡んで美しい動きを見ていたいです」と語り、最後に「3話に関しては、とにかく最初から楽しんで見て頂けたらと思います。ただ、実はものすごく心が温まるお話になっている。最後の最後に大どんでん返しがありますから、最後の最後まで見てください！でも、そのほかは笑ってください。私も台本にはない台詞を言ったり、テストせずに本番というシーンをいくつか撮りました。どんなドラマになるのかな？　完成が楽しみです！」とアピールしている。