上川隆也、寺田心くんの“渋さ”に脱帽「一瞬返す言葉を失った」

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初回2時間スペシャルが視聴率13.1%と好調なスタートを切った、上川隆也主演の木曜ミステリー『遺留捜査』(テレビ朝日系列、毎週木曜20:00~)<※ビデオリサーチ調べ。関東地区>。その第2話(7月20日木放送)に、名子役として注目を集める寺田心くんが、“天才将棋少年役”でゲスト出演。上川とドラマ初共演を果たした。

『遺留捜査』第4シーズンは、京都が舞台。事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探る超マイペースな不思議キャラ刑事・糸村聡(上川)が、京都府警の精鋭チーム“特別捜査対策室”のメンバーと共に事件の真相に迫っていく姿が描かれているが、第2話は、放火殺人の容疑者が所轄署から逃走したところからはじまりまる。

その翌朝、放火殺人について目撃証言を行った会社員が殺害される事件が起き、糸村は刺殺現場に落ちていた“将棋の駒”に興味を抱く。少し焼け焦げたその奇妙な駒が、事件の奥底に秘められた意外な真実を浮かび上がらせ、感動のストーリーが紡がれていく……。
この第2話で、心くんが演じるのは、もうひとりの目撃証人であるシングルマザー・西崎みちる(酒井若菜)の7歳の息子・優太。彼は“天才将棋少年”として周囲に知られているが、実は心に“影”を抱えているといった役どころだ。心くんといえば愛らしい顔立ち、あどけない声がチャームポイントとして知られているが、今回は感情を押し殺しているような表情や、逆に感情を爆発させ涙を流すシーン、屈託なく笑顔を浮かべるシーンなど、場面ごとに揺れる優太の心情を見事に表現。大人の俳優でも難しい役柄を繊細に演じった。

上川と心くんは以前、バラエティー番組で共演したことがあるものの、ドラマでの共演は初。今回、撮影現場での心くんの姿を目の当たりにした上川は「お芝居は勿論、それ以外の、礼儀正しさや待ち時間等の過ごし方まで、我々が“子役”扱いする事が憚られるほどしっかりしているその立ち振る舞いには、驚かされっぱなしでした」と、大人顔負けの “プロ意識”に舌を巻いていた。また、撮影の合間に「京都に来ている間に、行ってみたい所はある?」と上川が何気なく投げかけた質問に、心くんは「車折神社」と即答。上川は「小学3年生とは思えない、その渋すぎる選択に、一瞬返す言葉を失いました(笑)」と、心くんとの秘話を明かしていた。

[第2話あらすじ]放火殺人の容疑で逮捕された赤木一雄(近藤公園)が所轄署から逃走、糸村聡をはじめとする特別対策室のメンバーも捜索に奔走する。その翌朝、会社員・坂田治(山田アキラ)の刺殺体が発見される。赤木の捜索のため付近にいた糸村は、現場に急行。遺体の近くに将棋の駒が1枚、落ちているのに気づく。その駒は一部が焦げ、血痕が付着していた。しかも、“銀”なのに、裏が“角”であることに、糸村は疑問を抱く……。

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