「救い」のヒーロー!“ぶりぶりざえもん”のえかきうたが完成

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クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系列、毎週金曜19:30~)の主人公・野原しんのすけのおえかきから生まれた“救いのヒーロー”こと“ぶりぶりざえもん”。その声を担当する神谷浩史がレコーディングを行った「ぶりぶりざえもんのえかきうた」が、8月4日の放送回からオンエア。今年放送26年目に突入した長い番組の歴史の中でついに誕生する。

ぶりぶりざえもんは、ヒーローでありながらたった3時間しか稼働できない上、毎回、高額な“おたすけ料”を請求するという名物キャラ。しかも「私は常に強い者の味方だ」と言ってあっけなく敵に寝返ってしまうという、清々しいほどの卑怯者でもあるが、そのナンセンスな設定が人気を集め、原作はもちろんのことテレビアニメや映画で大活躍してきた。2000年、声優を務めていた塩沢兼人さんが不慮の事故により他界。以降、ぶりぶりざえもんはセリフなしでの登場となっていたが、2016年5月より実力派声優・神谷が声を担当することとなり、見事復活を遂げた。

「ぶりぶりざえもんのえかきうた」は、テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』の監督・ムトウユージ氏が作詞を担当。ぶりぶりざえもんのチャームポイントである大きな鼻をめだまやきに例え、“ふたごのめだまやき~ラッキー 皿からはみだした~”というフレーズからはじまる、おぼえやすい歌になっており、歌詞には、ぶりぶりざえもんの別名“ジャン・ピエール・アンドレイ・ジョセフド・シャトーぶりアンヌ”も盛り込まれている。

神谷は「子どものころよく見ていたアニメ番組には、必ず“えかきうた”がありました。この歌も子どもたちに覚えてもらえるのかなと思うと、夢のよう。しかも26年目に突入した『クレヨンしんちゃん』の一員としてえかきうたを担うことができるなんて非常に名誉なことです」と、えかきうたの誕生に感激の様子。

また放送よりひと足早く、7月15日に開幕するテレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION内、「クレヨンしんちゃん オラのRAKUGAKI部屋」(開催場所:EXタワー17F)でお披露目されることも決定。この部屋には壁一面に子どもたちが自由にらくがきできるスペースが用意されており、なんとレコーディングを終えた直後、神谷が自ら歌いながら、はじめて描いてみた、貴重なぶりぶりざえもんのイラスト色紙も展示されている。神谷は「ポイントは、2つのめだまやきをイメージして鼻を描くこと! ぶりぶりざえもんはしんちゃんのらくがきから生まれたキャラクターですので、少しぐらい間違えてもOK! 気楽にいっぱい描いてくれたらうれしいです!」と呼びかけている。

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