「ナス1本で2時間半… 」大石絵里、“陸海空”ゴールデン進出に微妙な心境!?

公開:

落ちない自然の染料を全身に塗りたくり、真っ黒化したテレビ朝日の友寄隆英ディレクター=“ナスD”で話題の『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(テレビ朝日、毎週火曜23:15〜 ※一部地域を除く)が、7月2日(日)の18時30分からゴールデン2時間半SPを放送。これに先駆け20日、同局にて囲み会見が行われ、MCの小峠英二(バイキング)と大石絵里が出席した。

5つの視点「ミステリー」「豪華客船」「釣り」「ドローン」「部族」で地球一周しながら、ガチンコ取材する同番組。冒頭で取り上げた友寄Dは、U字工事(福田薫、益子卓郎)と「部族」ルートでアマゾンで超異文化な暮らしを送る部族を取材しており、今回のSPでは、その「部族」ルートのみの2時間半が予定されている。過去の放送では、原始的な暮らしを送るシピポ族を取材。そこでウィトという果実が「美容に良い」と地元民に勧められた友寄Dは、それが強力な染料になるとも知らず、全身に塗りたくり、数時間後、全身が真っ黒状態に。番組では、そんな友寄Dの変わり果てたルックスから“ナスD”と命名し、瞬く間にネット上でも“ナスD”のニックネームが広く浸透し、ネット上でも話題の人になっていった。

今回のSPは、日曜日のゴールデンタイムでの放送。他局でも人気番組が並ぶ激戦区だ。小峠は「まさかね、この時間にぶつけていくとは、イカれてるとしか思えない。でも、覚悟が見えてこの番組らしい」。大石も「まさか、ナス1本で2時間半……(笑)。潔さは感じました。凄く見てもらえるか、誰も見ないかのどちらかですね」と。すると小峠は、「たぶん、後者(誰も見ない)ですね」と笑いを誘っていたが「視聴率は2桁いけば……」と期待も少し寄せているようだった。

これまでナスDは、真っ黒になる前にから破天荒さが話題になっており、生きた魚を頭から食べたり、現地の人でさえ食べないような虫も躊躇なく食べてしまうほどのサバイバル力で、ネット上でも“ヤバイ!”といったコメントが多数寄せられていた。そんな中、記者から“ナスDからロケの誘いがあったら?”という質問が飛び出すと、小峠は「絶対に行かないです。“ロケに行くか、MCを降りるか”と言われたらMC降ります! マジでやだ!」とキッパリ。一方の大石は「私は行きます! この番組しかMCないので」と意欲を見せていた。

5つのルートでそれぞれ斬新なロケを繰り広げている同番組だが、改めて小峠は「こんな番組、今はやってないと思うんですね。ロケの徹底した掘り下げ方に注目してもらいたいですね」と話し、今回の「部族」スペシャルについては、「単純に楽しみですね。でも、ナスDの絵で2時間半持つのかが心配ですが、あの方(ナスD)の現地で起こす化学反応は、面白いと思いと思います。U字工事も相当しんどいと思います。福田くんも普段は温厚なのに、相当口が悪くなってますから。人間の極限状態でロケをやっているので、その中で垣間見られる人間味も見どころですね」。そして大石は、「クセになります。これからどうなるのか、気になっちゃうんですよ。そこに皆さんもハマってくれたら嬉しいです。良いことだけでなく、現地のリアルなことも放送しているので、世界ってこんなに違うんだ、というのも知ることができると思います」とそれぞれアピールしていた。

PICK UP