武井咲、江口洋介と「微妙で危うい関係…」約5年ぶりに共演

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武井咲の主演で、7月から連続ドラマ化され、新たに蘇る『黒革の手帖』(テレビ朝日系列、毎週木曜 21:00~)。武井演じる“稀代の悪女”こと原口元子を取り巻く、個性豊かでアクの強い共演者たちが解禁となった。

今年は、松本清張没後25年。武井は、清張作品初主演にして“稀代の悪女”と呼ばれる主人公・原口を史上最年少となる23歳で演じるが、そんな彼女の大きなターニングポイントとなるであろう今作に出演する豪華共演陣が公開。政治家を志し、みずからの野望のためになりふり構わずのし上がってきたものの、元子と出会ったことで運命が狂い始めてしまう衆議院議員秘書・安島富夫を演じるのは、江口洋介。元子とは東林銀行で同僚だった派遣社員で、彼女に誘われ夜の世界へ入り、後に元子のライバルとなっていく山田波子役には、テレビ朝日ドラマ初出演の仲里依紗。元子と波子が働く東林銀行世田谷北支店の次長・村井亨役には滝藤賢一。夜の世界に足を踏み入れた元子が通う美容室のオネエな店長・牧野役に和田正人、そして料亭の仲居で、のちにホステスになる島崎すみ江役には内藤理沙が決定した。

さらに、上星ゼミナール理事長の橋田常雄役には高嶋政伸。元子が最初に働く銀座のクラブ「燭台」のママで元子をホステスとして育てる岩村叡子役には真矢ミキ。楢林クリニックの看護師長で院長の愛人でもある中岡市子役には高畑淳子、楢林クリニックの院長・楢林謙治役には奥田瑛二、そして政財界のフィクサー・長谷川庄治役には伊東四朗と個性派がずらり。“黒革の手帖”を手に銀座のママとなった元子と渡り合っていく“怪優”たちの競演にも注目が集まる。

ちなみに、江口と武井は『息もできない夏』(フジテレビ)以来約5年ぶりの共演。武井は、「元子と安島の微妙で危うい関係をどのように演じていけるか、とても楽しみです」とコメントしており、この他のメンバーとの共演に関しては、「これまでにご一緒させていただいたことがある方もいらっしゃいますが、初めて共演させていただく方もたくさん。緊張しますが、大きな期待感を持って撮影に臨みたいと思います」と、緊張感を高めながらも、これまでにない雰囲気の中での芝居に期待を高まらせているようだ。

[第1話あらすじ]東林銀行世田谷北支店で派遣社員として働く元子(武井)。莫大な金を預けにくる顧客や違法な“借名口座”に金を預ける預金者、そしてコネで入行してきた大口取引先の娘と自分の人生を比較し、そのあまりの違いに現実を痛感していた。そんな日々を送りながら、昼は派遣社員、夜は銀座のクラブ「燭台」でホステスとして働く元子。すべては母親が遺した借金を返済するためだった。容姿もよく、夜の世界の住人にしては純粋な雰囲気の元子は、ほどなくして上客である楢林クリニックの院長・楢林(奥田)の目に止まる。ある日、「燭台」のママ・叡子(真矢)に連れられ、楢林とのゴルフに出かけた元子は、そこで大手予備校・上星ゼミナールの理事長・橋田(高嶋)と衆議院議員秘書の安島(江口)と出会う。まさかこの出会いが、この後の人生を大きく変えることになるとは、知る由もない一同だったが……。

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