内藤剛志、田中圭の加入に「新しい武器を手に入れた!」

公開:

内藤剛志が1日、東京・江戸川区のイトーヨーカドー葛西店にて行われたドラマ『警視庁・捜査一課長 season2』(テレビ朝日系列、4月13日スタート 毎週木曜20:00〜 ※初回は2時間スペシャル)のPRイベントに登場した。

2012年7月に『土曜ワイド劇場』からスタートしたこの作品は、2016年4月クールの『木曜ミステリー』枠で連続ドラマとして羽ばたき、最終回の2時間スペシャルで12.3%の高視聴率を獲得。そしてこの4月、新たに田中圭がメンバーに加わり、season2に突入する。

物語の舞台は、警視庁の花形部署「捜査一課」。400名超の精鋭刑事を統率する捜査一課長の大岩純一(内藤)は、いわゆるキャリアが占めるほかの警察要職とは異なり、ヒラ刑事から這い上がってきた“叩き上げ”が務める特殊なポスト。都内で起きるすべての凶悪事件に臨場し、いくつもの捜査本部を同時に指揮しながら捜査方針を決め、重大な局面では自ら捜査に乗り出すなど、極めて重い責務を担っている。しかし、大岩は、決してスーパーマンではなく、苦悩の中、重責を乗り越え、部下を導いていく姿は、まさに“等身大のヒーロー”であり“理想の上司”だ。

この日、行われたイベントは、土曜日ということもあり、約500人のギャラリーが会場に詰めかけた。前回(season1)と同様の会場であったころから、内藤は「シーズン2をやらせていただくこととなり、その報告に参りました! 僕たちは普段、スタジオで撮影しているので、こういう場に来ないとたくさんの方々に観ていただいていることをなかなか実感することができません。僕にとってもこのイベントは貴重な時間です。皆さまに元気をいただいてスタジオに帰りたいと思います!」とあいさつをし、season2を迎えるにあたり、「season1は、1回目のレギュラーということもあり、皆さんがどんなドラマになるかと観ていただけました。今回は、本当に(このドラマが)面白いかどうか、これから続けていけるかの勝負になります。実は、皆さん観てください! というのを遠回りで言っているんですけどね(笑)。僕たちスタッフキャストも気合を入れて取り組んでいますが、ただ、緊張しています」とニッコリ。

そして、新たに加わった田中について内藤は「大岩は子どもを亡くしているので、もし彼に息子がいたらこんな感じかなと考えながら演じています。大岩と刑部(田中)の関係を親子のような視点で観ていただけると、また新たなみどころが増える気がします。(田中とは)実は5回目の共演。『ホームレス中学生』の時は息子役で、彼は凄い役者なんです! なので、先輩後輩とか思わないで、アイツに勝ってやろうと思っています。そのくらいパワフルな俳優なので、(このドラマは)新しい武器を手に入れたと思っています」と語っていた。

また、イベントでは、なんと『警視庁・捜査一課長』の世界を360度体験できるVR(バーチャルリアリティー)映像もお披露目。このVRは番組のPRのために特別に制作されたもので、おなじみの豪華キャストも出演しており、大岩一課長の“目線”で“一課長ワールド”を360度楽しむことができ、まさに自分がドラマの中に入り込んだかのような体験ができるものとなっている。

披露されたのは、殺人事件の現場検証を一課長となって体験できる“現場検証編”と、緊張感あふれる捜査本部が体験できる“捜査本部編”の2編。イベント会場では、抽選で当たった観客(女性2名)にこのVR映像を“ナマ体験”してもらうことに。それぞれゴーグルを装着し、内藤のリードで顔を上下左右に向けると、映像が360度展開し、モニターを通じで同時にその映像を体験した会場は大興奮。体験者の2人も「内藤さんになった気分。現場にいる気がしてドキドキしました」「すぐそこで撮影している感覚でした」と、VR体験の感動を口にしていた。

この『警視庁・捜査一課長』特別VR映像は、現在番組HPから視聴できるようになっており、内藤も「VR映像は、ひとりでもNGを出すと最初から全員で撮り直すため撮影は大変なのですが、出来上がりは本当に面白い!」とPR。体験者の2人には、内藤のサイン入り特製エコバッグに野菜やフルーツを詰め合わせたスペシャルプレゼントも贈られた。

さらに、イベントのクライマックスには、手軽にVRが体験できる“VRゴーグル”を内藤自ら観客たちに手渡しするというサプライズコーナーも。内藤は前方の観客、約80名ひとりひとりと握手を交わしながら、笑顔でゴーグルを配布。中には九州、沖縄から駆け付けたファンや「昨年もイベントに来ました!」という観客の姿もあり、内藤は大感激で「来年もぜひお会いしたい! このドラマでいちばん観ていただきたいのはチームワーク。木曜夜のオンエアを見て金曜の朝、自分以外の誰かと何かをしてみたいなと思っていただけたら嬉しい」と熱く語りかけていた。

PICK UP