シリーズ史上初!ヒロインが“仮面ライダー”に変身

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今年で45周年を迎えた仮面ライダーシリーズ。現在、平成仮面ライダーシリーズとしては18作目となる『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系列、毎週日曜8:00~)が 放送中だが、4月9日の放送では、新たな“史上初”イベントが実現。それはヒロイン、松田るか演じるポッピーピポパポの仮面ライダーへの変身だ。

これまでの仮面ライダーのテレビシリーズでヒロイン(クレジットで筆頭にくる女性キャスト)が仮面ライダーに変身した例は、『仮面ライダーキバ』(2008年1月~2009年1月放送)での麻生恵(柳沢なな)の仮面ライダーイクサへの変身があったが、このときは変身アイテムが彼女専用のものでなく、仮面ライダーイクサには、恵以外でメインの変身者がいた。しかし、ポッピーピポパポは“自分専用の変身アイテム”を使い、ヒロイン専用の仮面ライダー、その名も仮面ライダーポッピーに変身する。テレビシリーズのヒロインが、専用の変身アイテムで仮面ライダーに変身するのは、シリーズ史上初めてのこと。

今回の変身について、松田は「最初に“変身”のお話をいただいた時は“とうとう来たか……!”という感じでした(笑)。主人公の宝生永夢(飯島寛騎)たちと一緒に戦いたいとずっと言っていましたし、パラドが仮面ライダーになれると知ったあたりから、ポッピーももしかして? と考えていたので夢が叶った気分です。それと同時に、女の子も憧れるような仮面ライダーになろう! と思いました」とコメントしている。

彼女が演じているのは、主人公の永夢が研修医として勤務する聖都大学附属病院の看護師・仮野明日那。しかし、これは仮の姿で、仮面ライダーに変身する医師たちの戦いを支えてきたポッピーピポパポがもう一つの顔を持っている。彼らの敵は人類の命をも奪うゲーム病を発症させるバグスターウイルスだが、実はポッピーピポパポも「ドレミファビート」というゲームから生まれたバグスター。もともとは人間と敵対するキャラクターでありながら、永夢ら人間サイドでバグスターと戦ってきた。そのポッピーピポパポがどういう経緯で今回仮面ライダーポッピーに変身するのか、意外なストーリー展開もドラマのみどころとなっている。

新たに登場するキャラクターについて松田は「初めて見たときは“髪の毛そのままじゃん!”と思いました(笑)。仮面ライダーといえば、男らしい、カッコいいデザインをイメージしていたので、ハートやリボンをちりばめた女の子らしい仮面ライダーもアリなんだ」と。また、注目の変身ポーズについては「アクション監督の宮崎剛さんと考えました。大まかな動きは宮崎さんが用意してくださったもの、細かい動きは私が決めました。ただ、初変身の日にその場で決めた感じになってしまったので、家に帰っての復習もきちんとやりました」と語っている。最後に「最初はエグゼイドたちの敵役として仮面ライダーポッピーに変身するので、優しい普段のポッピーピポパポと、敵で仮面ライダーのポッピー、この2つの違いを楽しんで頂けたらうれしいです! 私が使う“ときめきクライシスガシャット”はポッピーの声が入っているので、そこにもぜひ注目して欲しいですね」とアピールしている。

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