“スパガ”卒業の前島亜美が「幸福な職場」メンバーと副音声で再集結

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2017年3月31日をもってアイドルグループ“SUPER☆GiRLS”から卒業することを発表した前島亜美が、安西慎太郎松田凌らと3月12日(日)に放送される『舞台「幸福な職場」~ここにはしあわせがつまっている~ 』(CSテレ朝チャンネル1、16:00~18:30)の副音声で登場することがわかった。

2017年1月26日から29日まで、東京・世田谷パブリックシアターにて上演された舞台『「幸福な職場」~ここにはし あわせがつまっている~」。放送作家としても活躍する、きたむらけんじの代表作である本作品は、心身障害者雇用モデル工場第1号となった日本理化学工業が昭和30年代に初めて知的障害者を雇用した時の様子が物語として描かれている。

好評のうち幕をおろしたこの作品に副音声をつけ、テレ朝チャンネルに登場。主演は2.5 次元作品からストレートプレイまで数々の舞台をこなす若手実力派俳優の安西。そして舞台・映画・ドラマと活躍の場を広げる松田と、アイドルの枠を超え舞台での活躍も目覚ましいSUPER☆GiRLSの前島の3人が今回副音声収録のために再集結。舞台本編はもちろん、副音声による舞台裏のエピソードや彼らの舞台に対する熱い想い等も合わせて、楽しめるようになっている。この放送に先駆け、3人からのコメントが到着、以下に紹介する。

――安西さんが座長を務めたことは?

松田:慎太郎はストイックですね。座長としての安心感がありました。今回の僕の収穫は、慎太郎が座長として、きたむらさんといっぱい話しあってお芝居をつくりこんでいた。その姿勢を見れたことですね。

安西:それは(演出の)きたむらさんが一緒にセッションしてつくっていこうねって空気をつくってくれたので、そのおかげです。

――今回、知的障害を持つ少女・吉岡聡美という難役でしたね。

前島:難しかったですね……。何からやっていいかわからなくて。安易にやっちゃいけないっていうプレッシャーがありました。モデルになった方と事前にお会いできたので、しっかりやらなくてはいけないという責任も生まれていましたし。演技するときに、人と目を合わしちゃいけないというのがあって。それも大変でした。

松田:でも、一挙一動、目線とかも細かく演じれていてすごかった。一緒に舞台にいる俺たちがそう感じたくらいだから、絶対お客さまにも届いていると思う。“聡美ちゃんはこういう人”っていう世界観が皆に伝わっているんじゃないかな。

――これからやってみたい役とかはありますか?

安西:ぼく、23歳なんですけれど、学園ものが実はやりたいですね。意外かもしれないんですが、いつも場をかき乱すような、ちょっとかわったキャラクターの役が多いんですよね。だから学園に1人いる、まわりを盛り上げるよ うな明るい役もやってみたいです。

松田:役者として欲はつきないんですけれど……人の考え方ではない、常人ではないようなドラマティックな役がやり たいです。究極、人でなくてもいいかな。

前島:今回ご一緒した馬渕さんにすごく憧れます。わたしも、いつか馬渕さんが演じたような、温かみのある人間味にあふれた役に挑戦してみたいです。

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