『科捜研の女』マリコの“奇行”に視聴者ツッコミ「何やっているの(笑)」

公開:

2月9日に放送された『科捜研の女』(テレビ朝日系列、毎週木曜20:00~)第13話で、主人公の榊マリコ(沢口靖子)が夜の公園の路面でマリコの変人っぷりが際立つ“奇行”があり、ネット上をざわつかせた。

京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・マリコを中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描いた本作。“最新の科学捜査テクニック”と“豊饒な人間ドラマ”が絡みあうハイクオリティーなミステリーとして、1999年のスタート時から根強い人気を誇っている長寿シリーズだ。特に今シーズンは、“マリコの衝撃的シーン”をエッセンスとして加えており、この13話でもマリコの変人っぷりが際立つ衝撃シーンが登場した。

似顔絵捜査がテーマとなった今回は、人通りの少ない公園で、デイトレーダーの真島拓也(西村匡生)の刺殺死体が発見されるという事件が発生。マリコら科捜研の鑑定により、凶器は美容師が使用するような、先のとがったハサミだと判明した。また、マリコたちは防犯カメラに映っていた車をたどり、目撃者を特定。その車の持ち主・佐々木一郎(住田隆)は、ハサミを持って駆けてきた女を見たと証言するが……。

土門刑事(内藤剛志)はすぐに似顔絵捜査官に要請。しかし、担当者が非番のため、派遣されてきた所轄署の総務課勤務・八幡未知(中原果南)に依頼した。未知は元似顔絵捜査官だが、似顔絵を描くのは12年ぶりだといい、あまり気乗りがしないようだった。しかも、未知が描いた似顔絵に対して、目撃者の佐々木があまり似ていないと首を傾げたため、公開捜査に踏み切ることはできなかったのだ。

一方で、マリコは現場に向い、佐々木が実際に目撃した時の体勢を再現。夜空の下、車の助手席に乗ったマリコは、脚は車内に残ったまま、開いたドアからズルズルとずり落ちた上半身を路面に横たえるも、落ち着き払って妙な体勢をキープ。マリコはその体勢のまま、佐々木に向って「あなたはこの体勢で駆けてきた女性を目撃したんですね!」と鋭く質問。すると佐々木は「すみませんでした! 実はあの時、営業先の奥さんと情事の真っ最中で……」と告白し、奥さんに拒絶されたはずみで、ドアから上半身が投げ出され、マリコの指摘通りの体勢になったことが判明。その体勢のまま、冷静に語るマリコの奇行に「すごい体勢だ」「同じ姿勢で確認www」「マリコ、何やっているの(笑)」「その状態で会話するのマリコさん(笑)」という声でネット上が賑わっていた。

この検証によって、佐々木は逆さまになりながら女性の顔を見ていたことが判り、マリコは「サッチャー錯視かもしれない」と目撃証言に“大きな勘違い”があったことを発見した。その後、未知が改めて似顔絵を描きなおしたところ、過去に起きた殺人事件の関係者・木戸沙也加(梶原ひかり)が浮かび上がって……という内容だった。

PICK UP