流れ星・瀧上、嫁の“前田敦子”炎上に便乗「アクセス数が桁違い」

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流れ星ちゅうえい瀧上伸一郎)が先月、都内にて行われたギャグアニメ『ヘボット!』(メ~テレ制作 テレビ朝日系列全国ネット、毎週日曜7:00~)のアフレコ会見に出席。2人はこの作品の宣伝大使も務めており、その役割をはたすため、瀧上からは、ネット炎上で注目を集めた“嫁”を頼りにした驚くべき方法で番組をアピールしていきたいと発言し、記者陣を沸かせていた。

メ~テレ(名古屋テレビ)制作によるこのアニメは、ネジの形をした島国“ネジが島”が舞台。ボキャボットというロボット同士が、ボキャネジというネジを頭に刺して、ギャグを生み出し対決するギャグバトルが見どころ。ヘボすぎる主人公のヘボットと、ユル~い王子・ネジルの凸凹コンビが繰り広げるギャグストーリーだ。

流れ星の2人は、昨年9月に行わせた制作発表記者会見にて同アニメの宣伝大使に任命。その際、ちゃっかりとアニメへの出演交渉を石平信司監督に直接行っていたが、「宣伝大使として結果を出すことができたら」と仮OKをもっており、この度、本人役でのアニメ出演が決定したのだ。

実は、これがアニメのアフレコに初挑戦。収録直後に感想と聞いてみると、ちゅうえいは「お笑いとは全く違う世界だったので、今まで疲れたことがないところが疲れた感じです」。すかさず瀧上から「例えばどこが?」と聞かれると「脳! お笑いの時に脳を使ったことがないから(笑)。受験勉強をした時ぐらいに今脳が疲れています。こんな別世界があるんだと思ってビックリしました」とコメント。瀧上も「昔、『おはスタ』という番組を山ちゃん(山寺宏一)と一緒にやらせていただいたことがありますが、(声優って)こんなに難しいことをやっていたのか、と思い改めて尊敬しました」とアフレコの難しさを実感したようだ。

彼らが登場するのは3月放送予定の回。サブタイトルも「ツルっとオチた流れ星」となっており、ちゅうえいは「僕らの冠番組!」と喜んでおり、そのタイトル通り、彼らが沢山活躍する回になっている。ちゅうえいは出演が決定した際、「正直、(出演するのは)3コマくらいかなと思っていましたが、資料をいただいた時にマジかっ! 本編ほぼほぼみんなと一緒に出る感じでしたので、さすがに家で練習しちゃいました。そしたら奥さんから“家で仕事をするのを初めて見た!”って言われちゃいました(笑)」。瀧上も「オレらの出番が引くほど多かったんです。代表ギャグもほぼ入っている感じでしたので、逆にこれ1回ぽっきりなんだなと思っちゃいました(笑)」と冗談交じりに話すも、ちゅうえいは、今回の経験を踏まえて「何か掴んだ感じがしますので、またぜひ呼んでいただきたい。そのために、監督と喫煙所で一緒にいる時間を長くしました(笑)」とキメ顔を披露し、再び記者陣の笑いを誘っていた。

アフレコは、お笑いのステージとは全く違ったと口を揃える2人。ちゅうえいは「アニメのテンポに合わせないといけませんので、“やらされている感”を出さないように気をつけました」。慣れない仕事のためか、エネルギーを相当使ったようで、後半のアフレコ中にちゅうえいのお腹が“ゴギョ~ゴギョ~”となってしまうアクシデントも。「瀧上がしゃべる前に鳴ったので、緊張がほどけていい薬にはなったのかなと思ってます。でも、今までの中でもかなりデカイ音でしたのでちょっと恥ずかしかったです」。すると瀧上から「ゴギョ~って、お前が好きなラーメン屋の名前でしょ? 焦がし味噌の“五行(ごぎょう)”」とツッコミが入り、息の合ったところを見せていた。

瀧上といえば、昨年、前田敦子のモノマネをするタレントの小林礼奈と結婚。9月に子どもが生まれて現在4ヵ月。自分が出演する今作について「教育的に(見せるのは)良くない気もするので、奥さんと相談して考えます(笑)」とコメントし、仲の良さをアピール。そんな中、宣伝大使としてこの番組を沢山の方に見てもらうために活動するのも2人にとって大きな仕事。記者から、これまでのPR活動について聞かれると、ちゅうえいは「僕は、番組が始まる前とか、Twiterでできる限り宣伝しました。あとは頭に“常にネジをつけている気持ち”で生きていました」とジョークを飛ばし、一方の瀧上は便乗作戦でPRを実施していくと宣言。「僕の嫁が、前田さんのモノマネをしてネットで炎上したりしていたこともあったので、桁違いなブログのアクセス数を持っています。また前田さんのモノマネをしてもらって炎上してもらい、そこでヘボットの宣伝をしようかなと(笑)。嫁頼りで!」と述べ、再び笑いを誘っていた。

今回の彼らの出演について、石平監督は「宣伝大使就任の時は、“しゃべる鼻毛役で”と言ってましたが、ネジが島の世界なので、“星形の宇宙人”なんて案が出たりしました。ですが、せっかく出てもらうならやはりご本人役でということで、脚本、演出が2人をしっかり研究して、2人のギャグをしっかり取り入れました。ヘボットやネジル、いつものメンバーにもやってもらっています」。アフレコ前は「緊張だけはしないように、いつも通りお客さんの前でやっているように」とアドバイスもしたそうで、「正直もっと時間が掛かると思っていましたが、しっかり練習をしてきてくれたみたいで。2人のギャグの掛け合いは“1発OK”もありましたね。点数をつけるとするなら102点で。51点ずつ……というのは冗談で、2人とも100点以上という意味です」と絶讃していた。

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