“天才”小野伸二が37歳の現在も輝き続けられる理由

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世界の超一流選手たちに“天才”と言わしめた小野伸二選手が、1月20日放送の『スポーツクロス』(BS朝日、毎週金曜23:24~)に出演。現在37歳で輝き続ける小野選手が最も大切にしてきたことについて語ることがわかった。

“部活応援宣言!”をテーマに、本気でスポーツに取り組む全国のアスリートたちに密着し、熱い気持ちを持ったアスリートたちの“汗と涙の感動ドキュメント”や“強くて美しいフィールドのエンジェルたち”などを紹介している同番組。MCは、元プロ野球選手の古田と高柳愛美で、スポーツに対する熱い想い、チームワークの大切さ、信頼、家族との絆など、スポーツから生まれる情熱的なシーンの数々を伝えており、今回は小野選手が先週に引き続き、ゲストとして登場する。

小学校時代から“天才”と呼ばれた彼は、13歳でU-16日本代表に初選出し、名門・清水商業高校卒業後の1998年に浦和レッズに入団。同年チーム最年少の18歳でワールドカップフランス大会に出場している。その後、2001年には、オランダ・フェイエノールトに移籍し、翌年には中心選手としてUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)で優勝。また、日韓ワールドカップでは、代表初のベスト16に貢献し、2006年には自身3度目となるワールドカップに出場。

18歳でプロ入団後、国内外の数々の名門チームを経た現在は、北海道コンサドーレ札幌に所属。チームは昨シーズンJ2優勝を果たし、2017年シーズンは5年ぶりにJ1へ復帰をはたした。そんな世界の第一線で活躍してきた小野選手だが、サッカー人生には数々の栄光と挫折があった。度重なるけが、日本代表からの落選、引退の危機……。今回番組では、その彼が最も大切にしてきたことについて言及するが、キャスターの高柳は、この収録後「部活生をはじめ、スポーツをする人にとって、怪我やスランプはとても辛く、どうしても“良かった時の自分”を追い求めてしまうと思いますが、今回の小野選手の話を聞くと、凄く励みになることが沢山あるなと思いました」と感想を述べており、小野がどんな姿勢でサッカーに向き合ってきたのか、注目だ。

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