所ジョージ、“視聴率”にベテランの持論「気にしない、いい番組をやっているという自信がある」

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所ジョージ林修が11日、都内スタジオにて行われた『人生で大事なことは○○から学んだ』(ABC・テレビ朝日系列、1月15日スタート、毎週日曜 19:58~20:54 ※初回は2時間SPで18:57〜)の制作発表記者会見に出席。所が、番組の視聴率について林と違ったベテランならではの意見を述べる一幕があった。

この番組は、2016年11月に特番として放送され、さまざまな人物をゲストに招いて、彼らはどんな経験をもって、人生において大事なことを学んできたのかを掘り起こし、そこから導き出された金言とも呼べる人生訓を学び好評を博し、この度レギュラー化が決定。司会を所、レギュラーパネラーを林が務める。

この日は、会見前に初回スペシャルの収録も行われ、所は「もう僕はいい年になりますが、人の人生を聞いて改めて参考になることがあるんだなと思いました」。林も「僕も同じです。(話を聞いて)自分のやっていることを見直しますよね」とそれぞれ“学び”になったことを報告しながら、収録を振り返った。加えて所は、「あと林先生がいろいろ分析してくれるので、それが面白かった。人の暮らしし向きを2次元で説明するとは(笑)。わかりやすかったので、出演者のみなさんも納得してましたよ」と語っていた。

所と林、番組への取り組み方がそれぞれ違うようで、所は「僕は収録が始まるまで(内容を)一切知らずにやっていますが、林先生は全部わかっていて、びっくりしました!」と称賛。それに対し、林は「基本的に予習をして授業にでるという習慣が身についていますから、それ以外のスタイルがなかなか難しくて……」と。林は逆に所に対して「本当に軽やかなテンポで、どうして“ここでこういう言葉が出せるんだろう!“の連続。あの感覚は能力ですよ! 学びようがないです」と所のMCセンスを絶賛。所も「褒めあって気持ち悪いね(笑)」と記者陣を沸かせていた。

また、番組タイトルにちなに、司会から“○○から学んだ大事なこと”について聞かれると、所は「デビューからずっとCDを出しているのですが、一切話題にならない! 話題になれば、これが良かったんだとか、大事なことだったんだと振り帰れるんだけど、上手くいかない以上は振り帰りようがない」と自虐ネタで笑いを誘い、「でも、今回森山良子さんがゲストに来てくれましてお話を聞いたら、真剣に僕は(音楽を)やってない。森山さんに比べたら足りないなと思いました(笑)」。実は、所は森山の歌を茶化したような「さとうきび畑」の“ざわわ”を参考に“たわわ”と柿が沢山なってしまったような曲や、「涙そうそう」を参考に「何か想像」という歌を制作。「今日、お会いしたらちゃんとやらなきゃな、と思いました(笑)」と何かを“学んだ”ようだ。

この番組は、『大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON II』に続いて同枠での放送されることになるが、日曜日のこの時間は、裏では『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系、毎週日曜19:58〜)などの人気番組が並ぶ激戦区。視聴率についての話にもなり、特に林は自分が出演する番組の数字が気になるらしく、「毎日、通知表のようにそっと見ています。(悪くても)結果はそのまま受け止めてます。普段からも結果がすべて! って生徒にもいってますから」。それに対し、所は「僕は昔から全く気にしてないです。終わるものは終わる。でも、いい番組をやっているという自信があるから、それでいいんじゃないかな」とベテランならではの持論を展開し、「ちょうど良いかもしれないですね。視聴率を気にする方(林)と一切気にしない人(所)で!」とまとめ、番組をアピールしていた。初回のSPには、ゲストに森山のほか、コロッケ、風間トオルが登場する。

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