大泉洋、一番面白かったのは“泥酔の私!”『ハナタレ』全国放送で悔いある醜態

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森崎博之安田顕戸次重幸大泉洋音尾琢真。北海学園大学の演劇研究会出身の5人で結成されている演劇ユニット「チームナックス」。彼らが唯一総出演する『ハナタレナックス』(北海道ローカル、毎週木曜24:15~)の全国ネット特別番組の第3弾が、2月12日(日)13時55分から放送決定。これを記念して5日、都内にある郷土料理屋に記者を招待し、第3弾の告知をかねたローカル放送の収録を実施した。

記者に見守られながら収録するという異例なスタイルに、戸次は「やりにくい!」、大泉は、「君たち(記者陣)がいることで、好きなことが言えないじゃないか!」と不満を述べながらも、第3弾の収録を振り返った。

今回は、北海道の東に位置する世界遺産の秘境・知床を舞台に、チームナックスのメンバー5人が一泊二日のドライブに出発。知床を“よりディープに”楽しむために用意された「看板探し」ゲームを通し、知床ならではの大自然や絶景、希少な魚や肉をはじめ海の幸から山の恵みまでが揃うご当地グルメ、そして地元の人々とのふれあいを満喫する……。という企画ではあったが、いざ始まってみると、今回も相変わらず“ナックスならでは”の「一筋縄ではいかないハプニング」が続出する。

冒頭から安田が大失態(?)を演じ、大泉はテレビとは思えない泥酔した姿を晒すなど、いきなり予測不能の珍道中へと一変。今回の収録でも、泥酔を振り返り、「めったに収録に泥酔して現れることはない!」と言い切る大泉だが、「(収録の前日が)やっぱり1年間やり続けた大河ドラマの打ち上げでしたから、飲んでいるうちに気がつけば朝でして……。1時間しか寝れずに、現場についた時にもまだまだ酔っぱらっている状況でね。申し訳ないなという気はしますけど、今回のVTRを見ていて、一番面白かったのは飲んでいる私でしたね。お酒が覚めてからはイマイチ弾けてない。酔拳に近いものがある。ハナタレナックスは酔ってなんぼなんでしょうね」と笑い飛ばしていたが、全国に“あの姿”が晒されることに関しては、「悔いはないか? と言われたら悔いですよね」と。しかし、大泉は「この番組は、誰にも見られていないと思っているからやれている。全国放送とか、本当は勘弁して欲しい! あまり良いことはない。記事も小さい方がいいね」と後ろ向きにアピール。すかさず、安田から「新年早々に、釈明会見!」とツッコんで笑いを誘っていた。

また、大泉同様に戸次も「誰も全国放送なんで望んでないですよ! 毎回、決定事項でくるんです。“はい、全国放送決まりました!”って。これがね、2回目が終わった段階で、じゃ3回目もお願いしますと、我々の意思があってなら、まだ盛り上げようという気持ちもあるんですけど、誰も望んでないんです! “ハナタレ”の全国放送はこっちにメリットは何も無い!」と力説。すると、収録には多くの媒体の記者がいたことを察してか、リーダーの森崎をはじめ、メンバーが「(これまでの全国放送の舞台が)函館、十勝、知床と来たので、離島いいね~。とにかく、暑い時に行きたいね~」と話をすり替えるかのように意見を出し合い、戸次は「なんだなんだ? 俺は腫物か? お前ら本当はそう思っているんだろ?」と。すかさず、森崎が「また、5人で旅できるのを楽しみにしております!」と、その場を上手になだめながら、記者陣を沸かせていた。

しかし、そんな後ろ向きな発言もありながらも、この番組を大切にしているメンバー5人は、今回もホーム感満載。大泉は、「まるでオフな気分」でこの収録に臨んでいると言っていたが、「番組を見ていただくと判る通りで、気は楽ですね。20年もやっていますし、(プロデューサーの)杉山さんも、我々が学生の頃からの仲で。また、なかなか“ゆるく”やらせていただける番組というのはキー局にはない気がして、気楽に見ていただける番組に出られているという嬉しさあります」と述べ、メンバーからも「右に、左に同じ」と。続けて、森崎からは「スタッフさんが用意してくれた内容に、いつしか5人が真剣に取り組んで遊んでいて、パート2、3がやりたい! というふうになってしまっているんです。もう、やめられないですね。5人にとって大切な番組です」と述べていた。

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