織田信成、話題のフィギュアスケートアニメに“本人役”で出演

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元フィギュアスケート選手の織田信成が、12月14日放送の『ユーリ!!! on ICE』(テレビ朝日、毎週水曜26:21~)第11話に“本人役”で出演することがわかった。

本作は、漫画家の久保ミツロウとアニメ監督の山本沙代が原案を手掛ける“本格男子フィギュアスケートアニメ”。また、本編中のフィギュアスケート振付を、元フィギュアスケート選手で振付師の宮本賢二が担当するなど“作り手の本気”が結集しているほか、主人公の勝生勇利(CV:豊永利行)や、世界から注目を浴びるリビングレジェンド、ヴィクトル・ニキフォロフ(CV:諏訪部順一)、そして“もうひとりのユーリ”であるユーリ・プリセツキー(CV:内山昂輝)を中心に、男子フィギュアスケート選手たちが繰り広げる人間模様も相まって、人気を集めている。

グランプリファイナルでショートプログラムに挑む勇利たちの演技を解説する“本人役”で出演する織田は、なんと作品の大ファン。「1度でいいから本人役で出て、勇利の解説をしてみたかった!」と、大いに喜んだ。

織田は今回、本作で熱血アナウンサー・諸岡久志の声を担当している加藤泰平(テレビ朝日アナウンサー)と並んでアフレコに参加。今年のグランプリシリーズでも一緒に実況と解説を担当したことのある2人だけに、息ピッタリのアフレコを披露。まるで本物のグランプリファイナルを見ているかのようなリアルな実況&解説を展開し、スタッフを興奮させたという。

収録後、織田は「加藤さんと一緒だったので、安心して、いつも通りに解説できました! セリフのタイミングも、普段からやっているフィギュアの解説だったからこそ、うまく掴むことができたと思います」と手応え十分。「『ユーリ!!!』を見ている現役選手や元選手たちに思いっきり自慢したいです!」と声を弾ませ、写真撮影の際もこぼれんばかりの笑顔を見せた。

織田出演の『ユーリ!!! on ICE』第11話の放送前には、世界中が注目する『フィギュアスケートグランプリファイナル』(12月9日~11日にテレビ朝日系列で放送)も開催。「昨年は羽生結弦選手が優勝して、宇野昌磨選手が3位でしたので、今年はこの2人でワンツー・フィニッシュを決めてほしいです。女子はロシアの選手が4人も進出していて、強豪ぞろい。熾烈な戦いになると思いますが、昨シーズン2位だった宮原知子選手にぜひ表彰台を目指してほしいです」と、自身の願望を込めた予想を教えてくれた織田。また、今シーズンの注目選手については、「アメリカのネイサン・チェン選手ですね。今シーズン“4回転時代”と呼ばれるくらい、新しい種類の4回転に挑んでいる選手が多いんですが、彼はその代表格。4回転を4種類も跳ぶことができる彼が、ファイナルでどこまで4回転を決めるかが、大きなポイントになってくると思います」と明かした。

織田のコメントは以下の通り。

<ゲスト出演が実現しての感想>
『ユーリ!!! on ICE』はフィギュアスケートのルールにちゃんとのっとった演技など、ディティールも細かいですし、リンクの背景の描写も素晴らしい! 僕も大好きなアニメで、第1話から毎週見ながら、「一度でいいから本人役で出て、勇利の演技を解説してみたい!」と思っていたんです。というのも、勇利は僕が一番好きなキャラクター。彼が自分の弱さを乗り越えていく姿は、現役時代の僕と重なるものがあるんですよね。といっても、僕は勇利よりもずっと弱くて、なかなか強さが出せなかったんですけど……(笑)。それはさておき、彼の解説をするという夢が今回かなって、すごくうれしいです!

<アフレコの手応え>
自分役ということもあって、セリフも自然に言うことができたと思います。実際の大会でも実況&解説でタッグを組ませていただいたことのある加藤アナウンサーと一緒だったので、安心して、いつも通りに解説できました! また、セリフのタイミングも、普段からやっているフィギュアの解説だったからこそ、うまく掴むことができたと思います。これが全然違う役柄だったら、すごく苦労したはず! 声優は声だけでキャラクターを伝えなきゃいけませんからね。すごく大変で、難しいお仕事だと思います。

<今後、どんなキャラクターの声をやってみたいか>
僕は声が高いし、関西弁が抜けないので、ご先祖様である織田信長みたいな役は無理だと思うんですよ(笑)。なので、かわいいキャラクターや動物の役ができたらいいなって思います。実は僕、猫が好きで、鳴き声の真似も得意なんですよ(笑)。

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