長谷部誠、黒柳徹子からのお触りに積極的発言「触ってもらえますか?」

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サッカー日本代表のキャプテン長谷部誠が、8月30日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系列、12:00~12:30)に出演。自身が使用するサッカーのスパイクと同シリーズのランニングシューズを司会の黒柳徹子に贈り、大感激させる一幕があった。

この日、番組初出演となる長谷部は、端正なスーツ姿で登場。オープニングでは軽やかなリフティングを披露し、「ハンサム! かっこいい!」と、たちまち黒柳を虜に。加えて、黒柳を魅了したのが、長谷部が持参したサッカーのスパイクだ。右足が黄色、左足がピンクという斬新なカラーリングを目にした黒柳は、「今はこんな風に半分半分の色にしているの? きれいですよね。(黄色は)インコみたいな色!」と独特の言葉で驚きを表現。続けて、「これはサッカー以外には履いちゃいけないんですかね?」と質問すると、長谷部は「ランニング用もあります」と。黒柳は「私、ランニング用にこれ欲しいと思います。今度手に入れます」と顔を輝かせると、長谷部から突然、「贈らせていただきます」とプレゼントの申し出が。

すかさず黒柳は「いや、だって、そんな……まるで私が欲しがってるみたいじゃない」と恐縮するが、「履いていただけるのであれば」という長谷部に、「絶対に走ります!」と宣言し、笑顔で約束を交わしていた。そして後日、待望のランニングシューズが黒柳のもとに到着。そのかかとには、なんと「徹子」の名前が入っており、長谷部の心配りに黒柳は改めて顔をほころばせていた。

日頃からスポーツ選手に対して深い尊敬の念を抱いている黒柳。今回もシューズだけではなく長谷部の鍛え抜かれた身体にも興味津々。「触らせてもらえって、みんなが……」と、ためらいつつも恒例の筋肉チェックを長谷部に打診。長谷部は「触ってもらえますか?」と逆リクエストで快諾し、長谷部本人が「サッカー選手としてはどちらかといえば細身な方」という身体の腕や肩周りの筋肉を、黒柳が入念にチェック。「ちょっと恥ずかしいですね」と照れる長谷部の、普段見せることない表情にも注目だ。

黒柳は、135万部の売り上げを誇る長谷部の著書「心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣」から、黒柳自身が「なるほど」と思い一般にも通じると感じた長谷部の習慣3つを紹介。また、そんな長谷部に黒柳が聞いてみたい「3つの質問」をフリップに書いてぶつける。その一つが「ハンサムと言われることについて?」。これについて長谷部は「(ハンサムとは)言われないです。醤油顔とは言われますけど……」と戸惑いながら答え、黒柳は「日本男児らしい顔」と賞賛。これは長谷部も気に入ったようで「すごくうれしいです!」と満面の笑みを見せた。

また、現在ドイツのチームで活躍を続けている長谷部に、黒柳がドイツ語の披露をリクエスト。ドイツ在住歴もそろそろ9年になるという長谷部だが、「今日の晩御飯は何を食べようかなって言ってみて」という黒柳の予想外のパスに、「ちょっと難しかったですね、今のは……」とまさかの悪戦苦闘!? しかし、仕切り直しのリクエスト「絶対サッカー勝ちたい」では、流暢なドイツ語を披露。「あら、かっこいい?」と再び黒柳を魅了した。

2010年南アフリカW杯以来、サッカー日本代表のキャプテンとして不動の存在を誇る長谷部。サッカーを始めたきっかけは少し不思議なものだったと言う。それは、3歳の誕生日に祖父が送ってくれたサッカーボール。一緒に寝て話を聞くのが好きだったという祖父とは、サッカーを一緒にやったことはなく、なぜ祖父がサッカーボールを選んだのか、祖父亡き今、その理由はわからないまま。高校卒業後、プロに進む決断をするときにも、周囲が反対する中で唯一人、「男だったら挑戦してもいいんじゃないか」と後押ししてくれたのも祖父だったそう。長谷部はディフェンダーというポジション柄、シュートのチャンスは多くないものの、ゴールを決めたときには両手人差し指を天に向けるパフォーマンスを披露するが、それは、“ある想い”からだと告白する。

そんな長谷部の次なる代表戦は、9月1日に開幕となる『2018FIFAワールドカップロシア アジア最終予選』。出場すれば自身代表100戦目の記念試合となるが、長谷部はあくまでも「自分のことよりチームが勝つことの方が大事」と、表情を引き締める。

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