真壁刀義「ライバルは全員だな…」 CSで開幕戦と両国3連戦の放送決定

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「ギラギラの夏。メラメラの闘い。」今年も新日本プロレスが総力を結集する“真夏の最強決定戦”「G1 CLIMAX 26」が開催。CSテレ朝ch2では、7月18日(月)に札幌・北海道立総合体育センター 北海きたえーるで行われる「開幕戦」を翌日放送。そして、8月12日(金)、13日(土)、14日(日)に“聖地”両国国技館で行われるクライマックスの3連戦を生中継放送することが決定した。

今年も、昨年同様に全19大会で開催。7月は、23日(土)東京・町田市立総合体育館、25日(月)福島・ビッグパレットふくしま、27日(水)長野・ビッグハット、28日(木)埼玉・所沢市民体育館、31日(日)岐阜産業会館。8月は、3日(水)鹿児島アリーナ、4日(木)福岡市民体育館など、「G1」初上陸となる会場が多いのも特徴だ。

クライマックスとなる、8月12日(金)は両国国技館のAブロック公式戦。メインマッチは、“棚橋弘至 vs オカダ・カズチカ”。今年の1月4日に行われた東京ドームのメインイベントの再戦で、今回で9回目の“因縁”の対決だ。オカダは、武藤敬司、佐々木健介以来史上3人目となるIWGP王者としてのG1制覇なるか? また、4年ぶり2回目のG1出場となる丸藤正道は後藤洋央紀と激突する。

さらに、真壁刀義 vs 石井智宏、バッドラック・ファレ vs タマ・トンガ。去年はNEVER王座を賭けて、何度も激しい抗争を繰り広げた真壁と石井が、久々に両国の舞台で再会。公式戦を超えた名勝負が甦るか? さらにこの日は、バッドラック・ファレ vs タマ・トンガの“BULLET CLUB”同門対決も実現。道場時代から考えても、初めてのシングル戦となるだけに、どちらも負けられない一戦となりそうだ。

8月13日(土)は両国国技館のBブロック公式戦。今年に入り“覚醒”した内藤哲也 VS ケニー・オメガ。内藤は今年4月、オカダを破り、悲願のIWGPヘビー級王座を獲得。また、今年6月にNEVER無差別級選手権で、永田裕志を破り、第12代NEVER無差別級王者となった柴田勝頼 vs “キング・オブ・ダークネス”EVIL戦も組まれている。そして、14日(日)は、長く過酷なシリーズの頂点を決める時間無制限の「優勝決定戦」。昨年の覇者でもあり、史上3人目のG1連覇を狙う棚橋弘至は、今年1月の東京ドームで敗れ、その後のインターコンチネンタル王座戦やニュージャパンカップでも敗退……と、前半戦は思わぬ「低空飛行」が続く形となった。そして5月21日の後楽園ホール大会で、悪夢の「左肩剥離骨折及び二頭筋断裂」。前述の通り、このG1が「復帰戦」となり、7月31日(日)に“G1初開催”となる地元岐阜での地元凱旋大会が控えるだけに、静かに闘志を燃やしている。 

ズバリ、ライバルは誰なのか!? 棚橋は「左肩、左腕」と答え、「復帰のシリーズです。……が、心配御無用。G1連覇の資格があるのは、棚橋弘至だけっ! 依って2連覇します!!!」と堂々の宣言。また、現在「NEVER無差別級」のタイトルホルダー柴田は「今年のG1ライバルは、“移動距離”」と、もはや人ではなく、物理的スケジュールを挙げた。現「IWGPヘビー級」タイトルホルダー オカダは「今年のG1ライバルは、いません。意気込みは……特にありません」と、余裕のコメントを残している。今年タイトルを獲った内藤と真壁にもライバルを訪ねたところ、「EVIL、SANADA」(内藤)、「全員だな、出ているメンバーは」(真壁)と。さらに、内藤は「“G1 CLIMAX”という舞台を利用して、我々“LOS INGOBERNABLES de JAPON”の魅力をさらに広める……というか、まぁ、更に広まってしまうでしょうね」と。真壁も「豪快に全戦勝利をおさめてやる!! 見とけよ!!」とアツい闘志を燃やしていた。

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