松井秀喜、盟友ポサダと『スポーツ王』再戦 摩天楼まで届く“衝撃の一打”に期待

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松井秀喜が、昨年夏に続き、6月26日に放送される『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!2016夏の決戦スペシャル』(テレビ朝日系列、20:58~)で二度目の「リアル野球BAN対決」に参戦。米ニューヨークでヤンキース時代の盟友ホルヘ・ポサダとともにチームヤンキースを結成し、石橋貴明率いるチーム帝京を迎え撃つ。

松井が「野球BAN対決」を初めて体験したのは昨年2015年夏の『スポーツ王』。“元巨人軍四番打者”によるチームゴジラを結成してチーム帝京に勝負を挑み、白熱の大接戦となった。試合は、1点をリードされたチームゴジラが最終回、1死一、二塁のチャンスを迎えたが、ラミレスの当たりがまさかのダブルプレーとなり試合終了。敗れたとはいうものの、その一戦で松井は「リアル野球BAN」の魅力にとりつかれ、試合終了後すぐに“再戦”を誓っていた。

その思いが早くも叶っての“ニューヨーク決戦”。松井は満を持してヤンキース一筋17年、デレク・ジーター、マリアーノ・リベラ、アンディ・ペティットとともに90年代ヤンキースの黄金時代を支えた名捕手ホルヘ・ポサダを招集。かつてともにプレーした盟友とピンストライプのユニフォームに身を包み、チームヤンキースとして石橋率いるチーム帝京と対戦する。場所はニューヨークヤンキースの1Aスタテンアイランドヤンキースが本拠地として使用しているリッチモンドカウンティバンクボールパーク。『スポーツ王』の「野球BAN対決」が日本を飛び出し、海外で行われるのは、石橋がバリー・ボンズとサンフランシスコで対決した2003年以来、実に13年ぶりとなる。

松井がヤンキースのピンストライプのユニフォームに袖を通すのは、2009年MVPを獲得したワールドシリーズ以来。松井は「前回の野球BANでは格好つけてホームランを狙いすぎた」と反省を口にしつつ、今回は「とりあえず当てて転がす」バッティングが「野球BAN」での勝利のカギと悟ったよう。初参戦のポサダはバッティングマシンの球種の多さ、カーブの曲がりの大きさに少々度胆を抜かれた様子。「マシンを見てちょっと難しいなと思いました」と言うものの、松井によるとポサダの打球が詰まったところを見たことがない、というほどミートがうまいとか。シュアなバッティングはまさに「リアル野球BAN」向き。「とにかく良いコンタクトをしてボールを良い所に飛ばしたいと思います」と意欲満々。「久しぶりのピンストライプを着て気合いが入っている。ポサダもいるし、リベンジを必ず果たしたいと思います」と松井も力強く勝利を宣言していた。そんな大物を前に大興奮の石橋は、二人のヤンキース時代のエピソードで大盛り上がり。しかし勝負は別。「面白い映像、何本ものホームランが出るのをおたのしみに」と余裕たっぷりに勝利を誓った。

今回の戦いを振り返り、松井は「今回はシーソーゲームで、最後も前回のように盛り上がりましたね。非常にいい場面もあったし、ポサダも来てくれて頑張ってくれました。清々しい勝負ができて良かったと思います」とコメント。2回目の参加となった「リアル野球BAN」について「やっていて楽しいですよ。前回も今日も楽しかったです。ただハンデがちょっと……(笑)。3度目があるとしたら、また頑張ります」と意欲を見せていた。

一方の石橋は「去年は僕らが松井君たちに勝ったのに“自分たちのホームに来い! とはどういうことだ!”という思いでアウェーのNYに乗り込みました。我々チーム帝京は、より打線を強化して返り討ちを、の思いで戦いに臨みました」と語り、「しかも試合では、あの松井秀喜が“衝撃の一打”を打ってくれました! この一打のために、アメリカまで飛んできたと言っても過言ではありません。まさにプライスレスな一打! 6.26の夜を乞うご期待! “あなたは摩天楼まで届く、その打球を目撃することになる! 果たして自由の女神がほほ笑むのはタカ率いるチーム帝京か!? 松井秀喜率いるチームヤンキースか!? 真のピンストライプ対決!!”といったところですね」と見どころをアピールしていた。

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