TOKIO・城島茂×工藤公康監督、リーダー同士が初対談

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TOKIOのリーダー・城島茂がメインMCを務める情報番組『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系列、毎週土曜6:00~8:00)。5月14日の放送回に、福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督が登場し、城島との初対談が実現した。

2015年に、監督就任1年目にして福岡ソフトバンクホークスを2年連続の日本一に導いた工藤監督。今回の対談では、城島がソフトバンクの本拠地・福岡ヤフオク!ドームに遠征し、3連覇達成への秘訣や、監督としての心構えなどを直撃取材している。

48歳まで現役を続けていた投手時代の工藤監督を見ていた、城島は「今日はドキドキワクワクしながら福岡に来ました」と語り、「長く現役を続けられた秘密は?」という質問から切り込んでいく。これを受け、工藤監督は「秘密はトレーニングとおいしい食事と睡眠。選手は食べることも仕事ですし、眠らないと疲労は回復しない。トレーニングもトレーナーの方に見てもらいながら続けました」と回答するが、それらを心がけるようになったのは結婚がきっかけだったと告白。さらに、独身時代の破天荒なエピソードも紹介する。このほかにも、「工藤監督の大胆な若手選手起用の秘密」や「昨年、トリプルスリーを達成した柳田悠岐選手から見た監督の印象」など、知られざる秘話が盛り沢山。

収録を終えた城島は「僕ら世代では工藤監督というと、工藤投手のイメージの方が強烈。40代でも現役バリバリで投げていてスゴイという思いが強いです。今日お会いしてぜんぜん変わらない、若いなーと思いました」と振り返り、「真面目なお話をするときは監督の顔になっていましたが、フッとおどけた時は現役の頃のまま。そういう緩急の使い分けが出来る監督だから選手の皆さんもついてくるんだろうな、と思いました」と語った。また、「目先のことだけでなく、若手を育てようとか、将来を考えて采配をされている。現役時代も先を見据えてプレーをされていた、と。そういう“今さえ良ければ、自分さえ良ければいい”というのではなく、チームのこと、未来のことを考えての戦い方が大事なんだ、と強く感じました」と感想を。さらに、「茶髪、ガム、つば吐き禁止という工藤監督のルールがあるようですが、TOKIOでルールを作るとしたら……」と切り出し、「そうですね、老後はリーダーの面倒をみること、ぐらいじゃないですか。多分(メンバーに)突っぱねられると思いますが(笑)」と冗談めかして笑いを誘っていた。

一方の工藤監督は「いつもテレビでしか拝見できない方に、こうしてお会いすることができて良かったです」と満足気な様子。続けて、「いろいろと手の内を話し過ぎかと思われるかもしれませんが、そんなことはないです。何かいけないことを言っていましたか? そんなことないですし、皆さんはそれを聞きたいだろうと思いましたから」と語り、「城島さんがいらっしゃっているのに話さないわけにはいかないじゃないですか(笑)。城島さんがいなかったら、こんなには話しませんけど(笑)」と、饒舌の理由を明かした。そして、「僕から城島さんにアドバイスすることなどありません。逆に僕がいろいろと城島さんから学びたいぐらいです」と語り、「同じ城島さんでも(現役時代にバッテリーを組んでいた)“城島健司”には釣りばっかりやっていないで、たまには球場に遊びに来い、と言ってやりたいです(笑)」と野球ファンにはたまらないエピソードで締めくくった。

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