5月10日放送の『徹子の部屋』（テレビ朝日系列、毎週月曜から金曜、12:00～）に、9年前に長女・えみるさんを交通事故で亡くした風見しんごが出演。今年で20歳になる亡き娘への思いや、その後、風見家に起こったある出来事について言及する。
当時、10歳と11カ月だったえみるさんは、元気であれば今年20歳。昨秋頃から振袖のダイレクトメールが届いたりと、えみるさんが成人式を迎える年齢になったことを実感せざるを得なかったという風見。自宅には、今でも事故前日にえみるさんが最後にプレゼントしてくれた食べ物が冷蔵庫に眠っていると明かす……。
そして風見は、事故から1年を過ぎた頃、実は新しい命が妻のお腹に宿ったことを口にする。えみるさんが亡くなった後に、「兄弟が欲しい」と言っていた妹・ふみねちゃんをはじめ、家族は大喜びだったが、男の子だったその子はダウン症と診断され、出産前にお腹の中で亡くなってしまったのだ。新しい家族を望んでいた風見一家にとって、とても辛い事。しかし、実はこの長男の死が家族にとって、一歩前に踏み出す勇気を与えてくれた……と涙ながらに告白する。
