高橋尚子がMCを務める特別番組『Ｑちゃんに見せたい！厳しい世界』（テレビ朝日系列）が、4月2日（土）の16時から放送（※一部地域を除く）され、高橋も知らない“3つの過酷な世界”に潜入取材する。

マラソンという過酷な競技で、世界と闘い苦労の末にシドニー五輪で金メダルを勝ち取った高橋だが、そんな彼女ですら知らない、もっと“厳しい世界”が、世の中には存在する。この番組で高橋は“厳しい世界見届け人”としてMCを担当し、厳しい世界を伝える3つのVTRを見ながら、徳光和夫、小藪千豊らと共にスタジオでトークを繰り広げていく。

スポットを当てるのは、「試験に落ちたら即退学！プロボートレーサー養成学校の厳しい世界」、「死と隣り合わせの雪山訓練！山岳警備隊の厳しい世界」、「いつ終わるかわからない！修行僧の厳しい世界」の3つ。

プロボートレーサー養成学校では、日本で唯一のボートレーサー養成機関である、全寮制の“やまと学校”に潜入する。生徒たちは男女問わず1年間、厳しい規律の中、過酷な訓練に励んでいるが、入学して半年後に行われる進級試験で不合格となると即退学、再入校は許されないという超厳しい決まりもあるという。

山岳警備隊の世界では、日本一険しいといわれる、富山県警察山岳警備隊の雪山訓練に密着。一歩間違えれば自分たちの命さえ落としかねない過酷な雪山での訓練を伝える。そして、修行僧の世界では、石川県金沢市にある、曹洞宗の古刹、東香山大乗寺の修行僧に密着。一人前と認められるまで、いつ終わるともわからない修行に黙々と臨む彼らの姿を紹介する。

また、スタジオトークでは、過酷なマラソン人生を走りぬいた高橋ならではの秘話を告白。辛いときこそポジティブに思考を変換することを心掛けており、バッシングを受けた際も“精神力を鍛えるための時間をもらった”と考えるようにしたことや、高地トレーニングの際、野生のクマに遭遇して一瞬緊張が走ったという衝撃の事実など、自身の“厳しい”エピソードの数々を打ち明ける。

高橋がバラエティー番組のMCを手がけるのは、『わかってください！涙の人生ソングショー』（2015年10月3日放送）以来2回目。収録を終えた高橋は「走るより緊張しました（笑）！　現役時代、皆さんの応援が背中を押してくれたので、この番組で自分が少しでも皆さんを応援できる場所に立てたことがうれしい！」と達成感いっぱいの笑顔で語っていた。