2016年の幕開けは『朝まで民王』 ラストに“衝撃事実”が判明…

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遠藤憲一と菅田将暉がW主演する、池井戸潤が原作のドラマ『民王』が、2016年の元日に『朝まで民王』と題し、1月1日の深夜にダイジェスト版(テレビ朝日系、25:40~29:50 ※一部地域を除く)でよみがえることがわかった。

このドラマは、2015年7月期に金曜ナイトドラマとして放送され、現職総理大臣である父・武藤泰山(遠藤)と大学生のおバカ息子・翔(菅田)の心と体が入れ替わってしまうというファンタジック痛快政治ドラマとして大きな反響を呼んだ。

この番組ナビゲーターを務めるのは、六角精児と山内圭哉の二人。六角は関西弁の毒舌政治評論家・小中寿太郎役として、山内は武藤親子の入れ替わり事件の真相を探る公安刑事・新田理役として、物語の中で重要な役割を担った。今回はそんな二人が、本編と本編の間に役柄である小中と新田として登場し、それぞれの視点でドラマを振り返りつつ、見どころポイントなどを語る。さらに番組のラストには、ある衝撃事実も判明する。

そして今回、ナビゲーターを務める六角、山内が『朝まで民王』の見どころ、『民王』への思いなどを語った。

[六角精児]
――元日に『民王』が復活することについての感想は?

『民王』はすごく話題になった作品で、僕自身も見ている方々も“まだまだ先が見たいな”と思ったのではないでしょうか。そして“もう一回振り返ってみたいな”とも思ったと思うんです。それを元日の夜に見られるというのはありがたいですねー。まずはこの『朝まで民王』でダイジェスト版を見ていただき、その後DVDで全話きっちりとね……(笑)

――元日は『相棒元日スペシャル』、そして『朝まで民王』と、六角さんだらけの6時間となりますね

出させていただいている番組が元日からふたつもあるというのは非常にありがたいことですし、いい年になるんじゃないかなぁと思っています! 正月からみなさんの前に立てるというのは、俳優として光栄なことですからね。

――放送後も多くの反響を呼んだ『民王』、六角さんの周囲ではどんな反応でしたか?

やはり反響は大きかったですねぇ。でも意外と『民王』の読み方を間違えている人なんかもいたりして…(笑)「“みんおう”おもしろかったわー」って、読み方はわからないけど面白いドラマだと思っている、ってすごいですよね。池井戸潤さんの原作が面白いというのはもちろんですが、泰山と翔の掛け合い、狩屋官房長官と貝原の掛け合い、とやはり非常に実力のある俳優さんでないと面白くならないもの、というのがあったと思いますね。深夜のドラマでしかできないこともたくさんあったと思いますし、いろんな意味で実験的な作品だったような気がします。それがいろんな方々に面白いと思わせた部分だったのでしょうね。これだけ多くの反響を呼んだ作品ですから、この先もいいニュースが聞けたらいいな、と思いますよね。登場人物たちがその先、どうなっていくのか、気になりますから! だから2015年だけで終わってほしくないという気はします。

――最後に『朝まで民王』の“小中寿太郎的見どころ”を!

“小中寿太郎はこんなヤツです”というのが、この『朝まで民王』でも存分に出ていますので、是非そこを見てやってください。

[山内圭哉]
――元日に『民王』が復活するということへの思いをお聞かせください

ありがたいことですよね。僕自身も面白いなぁ、と思いながら演じていましたので、見ているみなさんもこういった内容が面白いものを望んでくださるというのは、健康的なことですよね。

――山内さんが演じた“新田くん”もかなりの人気キャラでしたが、放送後の反響は?

仕事柄、普通の方とはそんなに接することがないのですが、同業者(役者仲間)からはすごく褒められましたね。舞台の稽古場などで“『民王』めちゃめちゃ面白いですね”って言われました。おかしなイントネーションで話しかけられたり、はさすがになかったですね(笑)。

――山内さんが一番印象に残っているシーンは?

付け鼻つけて、金髪のヅラかぶったときは、さすがに“これ、大丈夫かな”と思いました(笑) でもおそらくどの変装も新田の中では本気なんですよ。なので、演じている中で信じる力がとても大事でした。どれもお気に入りですよ(笑)。

――最後に、“新田くん的見どころ”をお願いします!

相変わらずふざけさせていただきました。そこもひっくるめて楽しんでいただけたら嬉しいです!

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