森永卓郎、収録から数カ月… お蔵入りになりかけた“伝説の授業”元日OA

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様々な有名人が過去の“しくじり”を赤裸々に告白して注目を集めた反面教師バラエティー『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系列)が、『2016しくじり初め元日SP』と銘打ち、元日(1月1日、23:40~※ 一部地域を除く)の夜に放送決定。

この「元日SP」では、12月21日(月)放送の「しくじりアワード2015」で、不名誉な賞=「しくじり先生大賞」に輝いてしまった経済評論家の森永卓郎が、“経済アナリストなのに博物館経営で家族に迷惑をかけちゃった先生”として出演し、“趣味が高じて家族に迷惑をかけないための授業”を行う。

実はこの授業、収録したのは数カ月前。あまりにも衝撃的な授業内容だったため、生徒たちも終始困惑気味だったことから、お蔵入りか……と思われた矢先、番組スタッフ曰く「編集したら、ものすごく面白くなっちゃった!」ことから堂々元日オンエアが決定したという。

森永といえば、東京大学経済学部卒の経済アナリストで、獨協大学経済学部教授という立派な経歴の持ち主で、著書の「年収300万円時代を生き抜く経済学」がベストセラーとなったことでも知られている。しかし、経済アナリストでありながら、“収集オタク”という一面を持ち、なんと今回の番組では、趣味のコレクションが原因で3億3500万円もの損失を抱えてしまったと打ち明ける。

集めたのは、ミニカー、フィギュアをはじめ、世界各国のコカコーラ缶、グリコのおまけ、商品パッケージ、有名人のダジャレグッズなど他人から見れば価値のわからないモノばかり。おまけに、大金をつぎ込んでコレクションを展示する“B宝館”という博物館まで建設してしまい、年間900万円の大赤字。この先、20年分の赤字や土地建物の資産価値の低下などすべて合わせると、損失は前述の3億3500万円にのぼるというのだ。

その結果、家族から「コレクションはともかく、博物館はやりすぎ!!」とあきれられ、一時は妻から「もう私は出て行く!」と愛想を尽かされてしまったことを打ち明ける。授業では、森永が建てたB宝館の展示物を紹介。「充実したコレクションでしょ?」と森永は胸を張るが、「…ゴミですね」とドン引きする生徒たち。しかも、今でも懲りずにコレクションは続行しているらしく、最近は新たなコレクションにもチカラを入れているという。

そんな損失分を取り戻すべく、森永はバラエティー番組にも多々出演。“珍コレクション”についていじられ続けた結果、経済アナリストとしての説得力が失せてしまい、まともな経済番組に出られなくなったという悲劇が待ち受けていた。しかも、仕事を断らないでいると、徐々にキワモノタレント化していき、本来は経済アナリストであるはずなのに、衝撃のキワモノ仕事も舞い込む始末に!?

このほか、「元日SP」では、これからしくじってしまいそうな生徒が、しくじり先生に悩みを聞いてもらう“しくじり進路指導室”という新企画も登場。今回は、“人生のピークが早過ぎちゃった先生”(2015年11月2日放送)として登壇、芸能界の裏側を暴露し、大反響を巻き起こした元人気子役の内山信二が指導を担当する。

相談にやって来るのは、内山と同じく、子ども時代に脚光を浴びた兄弟マジシャン・山上兄弟。2人は2001年に兄6歳、弟5歳でデビュー、愛らしい「てじなーにゃ!」のフレーズで大ブレークしたが、現在は、21歳と20歳の大人になり、現在のテレビ出演はほとんどなく、営業ばかりこなしているという。そんな2人が、今後、どう進んでいけばしくじらないですむのか、内山が、彼らの甘い進路希望を一刀両断!? 内山が贈るアドバイスとは?

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