比嘉愛未、錦戸亮の侍姿を絶賛「安定の髷です(笑)」

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今回、コメディ作品にチャレンジする晴香役の比嘉さんに、あえて準備したことや楽しみにしていること、そして主人公がタイプスリップしてしまうというストーリーに絡めた質問にお答えいただき、改めて今作のみどころについても語っていただきました。

――半平太から見た“現代”、それに対しての反応も面白そうですね!

そうなんですよ。現代の私たちからしたら普通のことでも、半平太にとっては全てが異常。逆に私たちは“半平太が異常”という状態なので、その“ちぐはぐ”の描写がとても面白いと思います。

――半平太を通じて日本人の根本にある“美意識”を改めて認識させられるところも?

はい。自然と“昔の日本はそうだったんだよね”とか、“今の私たちはどうなんだろう?”と、自然と考えさせられるような感じになってもらえたらいいなと思っています。それを一番代弁できるのが私の役柄でもあると思うので、そこはしっかり表現していきたいなと思っています。

――比嘉さんご自身タイムスリップできるとしたらどの時代に行きたいですか?

以前、大河ドラマの『天地人』(NHK大河ドラマ)という作品で、上杉景勝の正室の菊姫という役を演じさせていただきましたので、戦国時代に行って菊姫に会ってみたいです。菊姫は、武田信玄の娘なのですが、時代劇で実在した歴史上の人物を演じたのはそれが初でしたので、いろいろ勉強もしました。また、菊姫のお墓参りをしてご挨拶もしましたので、凄く興味があります。タイムスリップしてもしその時代に行けたら、菊姫の生活や、お人柄にふれてみたいです。

――この作品に入る前に、あえてご自身で準備したことってありますか?

雰囲気を変えたくて髪型を変えました。初めてではないのですが、ずっとショートだったので、少し伸ばしつつパーマをかけてみました。今までわりと、堅い役というかクールな役が多かったので、ここまでやわらかい感じにしたのは、この役が初めてですね。見た目が変わると気持ちも変わって役にも入りやすくもなるので、今回は自分から提案させてもらって変えてみました。

――コメディドラマでもありますが、ご自身としては?

私自身、コメディに向いているのか向いていないかわかりませんが、演じていて楽しいです。コメディは、テンポや、強弱、間、すべてが必要なので、お芝居の中で実は一番難しいジャンルかなと思っています。相手との呼吸の合わせ方もそうですし、技術面も必要とされるので、実は楽しそうに演じているように見えますが、意外と大変。芸人さんが頭の回転がいいっていうのはそういうことだと思うんですけど……。ですので、今、私はあえて、どんどん新しいジャンルにチャレンジして吸収して、自分の幅を広げたいと思っていましたので、本当に素晴らしいタイミングで参加させてもらったなと思っています。

――最後にメッセージを!

喜怒哀楽、いろいろフルで感情を使って晴香を演じています。毎日、毎シーン撮影が終わる度にぐったりするぐらい、全身全霊でやっていますので、また新しい“比嘉愛未”を楽しみにしていただければと思います。また、この作品は本当に、私自身が台本を読んだ時から「面白い」と思えたので作品なので、その感覚をちゃんと視聴者の皆さんにもお届けたできたらと思っています。

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