映画監督・紀里谷和明、日本映画界からオニ嫌われていた過去を懺悔

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8月3日(月)放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間SP』(テレビ朝日系列、19:00~20:54 ※一部地域では異なる)に、映画監督の紀里谷和明が登場し、思った事を言いすぎて日本映画界からオニ嫌われていた過去を告白する。

『しくじり先生』は、過去に“しくじった”ことのある有名人が先生として教壇に立ち、同じ失敗をしてしまう人を増やさないよう授業を行う反面教師バラエティー。映画監督のしくじり先生が登場するのは、今回が初となる。

紀里谷氏は今回、“思った事を言いすぎて日本映画界から嫌われちゃった先生”として教壇に立ち、夢に向かって挑戦するあなたが思ったことを言いすぎてひとりぼっちにならないための授業を行う。

紀里谷といえば、自身の作品『GOEMON』で明智光秀役を演じたイケメン監督であり、ハリウッド進出を果たした人物。1968年熊本県出身で、現在47歳。写真家として有名アーティストのCDジャケットを数多く手がけ、32歳からはプロモーションビデオに進出、宇多田ヒカルの『traveling』『SAKURAドロップス』などで注目を浴び、現在は、映画監督としてハリウッド進出を果たしている。

「そんなにスゴイ人なのに何をしくじったの?」と、教室では疑問の声が上がるが、紀里谷は“日本映画界を超バカにして、映画界から超嫌われちゃった”過去を告白する。実は、映画監督になる以前から日本映画界を否定する発言を思ったまま口にしてしまい、反感を買う。その発言は、生徒たちからも「そりゃあ嫌われるわ!」と総スカンを食らうほど。

さらに、映画監督として踏み出した後、処女作である『CASSHERN』の現場でも、映画界のしきたりをガン無視。ますます日本映画界に嫌われる行動を取ってしまったと激白する。しかも完成した作品は、酷評の嵐で、しかも今回、教室には紀里谷の第1作『CASSHERN』を当時「映画として2時間もたない」とバッサリ斬った映画コメンテーター・有村昆の顔も。因縁バトルも勃発か!?

その後、紀里谷を待ち受けていたのは、厳しい現実の数々。「日本映画をバカにした発言がきっかけとなり、結局10年間も撮りたい映画を撮ることができず、無駄な時間を過ごすことになってしまった」と自身のしくじりを明らかにし、思った事を言いすぎて嫌われてしまう自分はどのようにして出来上がったのか、“嫌われキリヤができるまで”と題して生い立ちから振り返る。そして、チャラかった時代も、包み隠さず告白し、ある出来事をきっかけに勘違い人生から脱却、創作活動に没頭するようになったと、その転機についても明かすという。

授業のクライマックスでは、念願のハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』に出演した名優モーガン・フリーマンからの言葉を生徒たちに伝授する。その名言の意味をひも解きながら、夢に向かって挑戦するあなたへのアドバイスを語りかける。同じくこの日の放送では、プロゴルファー・丸山茂樹も“日本プロゴルフ界初、暴言で罰金取られちゃった先生”として登場する。

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