長尾謙杜​​“託也”、やりきれない号泣に松本潤“チカラ”は…「涙が溢れた」

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松本潤が主演を務める木曜ドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の第8話が3月24日に放送。ネット上では、柏木清江(風吹ジュン)と孫の託也(なにわ男子長尾謙杜)のハグシーンに反響があった​​(以下、ネタバレが含まれます)。

思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前な男・中越チカラ(松本)が、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、やがてそのマンションがひとつのコミュニティとなって強い繋がりを持っていく様を描く社会派ホームコメディ。

チカラは妻・灯(上戸彩)と別居状態に。そのため、自分のことで精一杯でほかの家族におせっかいする余裕はなかった。

ある日、託也とばったり会ったチカラは、彼が大学行きをやめると言ったら、認知症の清江が介護施設に入ると言い出したと聞く。7歳のときから1人で育ててくれた祖母を簡単に見捨てられるわけがない。託也から「チカラさんならどうしますか?」と問われるも、チカラは何も言えなかった。

そんな中、清江がいなくなってしまう。マンション中のみんなで探していると、行方をくらましていた灯が彼女を見つけてくれた。もう大丈夫だと気丈に振る舞う​​託也だったが、チカラは冷静に「清江さんを施設に入れよう。君1人じゃ無理だよ」と告げた。

もちろん、チカラも2人が別れなければならないことを理不尽だと思っている。彼は自分の境遇を述べつつ「辛くても成長しなきゃいけないんだよ僕たちは。清江さんは何よりそれを願っている。もう自分を責めるのはやめてくれないかな。介護施設に入れるのは、おばあちゃんを見捨てることじゃない。世界中の誰がなんて言おうが、そんなことは絶対にない!」とぶつけた。チカラの熱い思いに​​気持ちが溢れ、涙が止まらない託也。いつかのように肩を貸すチカラだった。

お別れの日。みんなが見送る中で、清江は託也にハグをしたいと申し出る。託也は恥ずかしがるが「あんたと一緒に暮らしてからずっとしたいの我慢してたんだから」と抱きしめた。すると、託也は「おばあちゃんごめんね。おばあちゃんに全然恩返ししてないし、昔ひどいことしたのもちゃんと謝ってない」と過去のことを悔いて号泣した。

ハグが終わったあと、清江は「あなたどなただったかしら? すみませんけど、うちの託也​​のことよろしくお願いします」とお願い。託也​​は決意の表情で「分かりました」と返した。​​

ネット上では、2人の別れに「涙が溢れた」「チカラくん優しい」「感動した」​​との声があった。

次回は3月31日に放送。チカラは、もう事件が起きても余計なおせっかいはしないと宣言​​する。

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