上沼恵美子が、2月1日に放送された『徹子の部屋』（テレビ朝日系、毎週月曜〜金曜13:00〜）に出演。自身の芸能界引退を示唆し、黒柳徹子に人生相談する一幕があった。
放送47年目にして初出演の上沼は、「全然あがらないんですけど、どなたの前でも…… 黒柳さんは特別です」と緊張の面持ち。「国宝ですよね」という言葉まで飛び出し、これには黒柳も「どうしてそんなことおっしゃるの、あなた」と困惑する。「普通の芸能人の方で黒柳さんを前にして普通にしゃべれますか？」と上沼。黒柳が「みなさん普通にしゃべっていらっしゃいますよ」と返すと「図々しいですねぇ」と顔をしかめ、スタジオに笑いが起きる。
中盤、上沼は、結婚40年の夫に海外旅行先で離婚を切り出したエピソードを披露。結婚当初は「死ぬほど好き」だったというが、「向こうもそう思ってるわけですよ。してやった、っていうのが。それがものすごくイラっと長年にわたって積もってきたわけですね」と語る。「ちょっと違う空気を吸いたいな、この人のいない景色を見たいな、そう思って」と上沼。週末だけ会う別居生活に切り替えたところ、「ものすごく仲が良くなってきた」という。
そんな上沼だが、25年以上続いたレギュラー番組『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』（ABCテレビ・テレビ朝日系、毎週月曜～金曜13:30～）が3月で終了することとなり、「年も年ですし、このへんで幕閉じてやろうかななんて思う気持ちも若干あるんです」と、芸能界引退を示唆。コロナの影響でコンサートも開けず、「しがみつくところがないんですよ」と語る。
「どうなんですかね、やったほうがいいんですかね」と相談する上沼に、「おやりになったほうがいいんじゃないの、あなたのためには」と黒柳。「私そう思いますよ。お仕事あるんだったら」との言葉に、上沼は「私、言うとおりにします！ 黒柳さんに言われたなら絶対言うとおりにします！」と力強く答えていた。
