野村萬斎“蜂須賀”が苦悶する表情に「セクシーすぎる」

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米倉涼子が主演を務める『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の第9話が、12月9日に放送。蜂須賀隆太郎(野村萬斎)のいつもとは違う一面に、SNS上では「最高」という声が見られた(以下、ネタバレが含まれます)。

“組織の腐敗”を防ぐためと、蜂須賀が院長代理・蛭間重勝(西田敏行)から権力を剥奪すべく、アメリカにいる病院長と秘密裏に協議。病院長以外の役員の任期を1期1年に制限すると決定。怒り狂う蛭間は、具合が悪いと言って来院した妻・華子(藤真利子)のことを「気のせいだろ」とぞんざいに扱い、反撃の策を練ることだけに集中する。

大門未知子(米倉涼子)
大門未知子(米倉涼子)

しかし、帰宅しようとする華子と出くわした未知子は、即座に異変を察知。検査した結果、重度のがんを患っていることが判明する。しかもその病状は、医局の誰もが手術適応外だと判断せざるを得ないほどだった。だが未知子は「私なら切れる」と断言。これまで先陣を切って内科主導のケミカルサージェリーを推し進めてきた蜂須賀も、どういうわけか未知子による外科手術にすんなりGOサインを出す。

手術中、どこからか大量出血しピンチを迎えるも、蜂須賀の「手術を続けなさい。決して引き返してはいけない。なんとしても彼女を救うのです」という声が届き、未知子は「私、失敗しないので」と気合を入れ直すことで、なんとか手術を成功させる。

この手術中、蜂須賀は背中を押さえて苦悶の表情を浮かべる瞬間があったのだが、実は蜂須賀も膵臓に大きな腫瘍を抱える重度のがんを患っていた。蜂須賀は病院の屋上で、未知子に「今までの中で一番素晴らしいオペでした」と手術の感想を伝える。未知子は蜂須賀の異変にも気付いており、病状を確認。そして「できることならあなたに切ってほしい」と頼まれた未知子は、厳しい手術になると予感するも「私、失敗しないので」と快諾するのだった。

今回、がん発覚と共に、これまでに見せなかった一面を見せた蜂須賀に対し、SNS上では「いつもと違うハッチが見れて最高だった」「苦悶する表情がセクシーすぎる」「人間らしい一面が見えて好きになった」「根はいい人」という声が見られた。

次回、12月16日に放送される第10話は最終話。蜂須賀に執刀を頼まれた未知子は100%の成功を誓うが……。

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