米倉涼子“未知子”、手術適応外のガンに「私なら切れる」と断言

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米倉涼子主演の医療ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の第9話が、12月9日に放送される。

第7シリーズとなる今回は、100年に1度のパンデミックの中、日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」では内科部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)が舵を取り、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭。外科分院長・蛭間重勝(西田敏行)の率いる外科は別棟の分院に追いやられていた。そんな中、患者を救うために一切の妥協を許さずに突き進む孤高のフリーランス外科医・大門未知子(米倉)がニュージーランドから帰国。内科と真っ向から対立していく様子が描かれる。

前回放送された第8話では、これまで多くの“生の希望”を描いてきた本作でのまさかの終わり方に、SNS上には「これまでの展開を覆すような終わり方だな」「トリハダ立った」「助けられないという終わり方もあるのか……」「必死に心臓マッサージをする博美先生の表情に涙が出た」という驚きと感想の声が見られた。

<第9話あらすじ>
念願だった「感染研究センター」の完成を目前に控えた「東帝大学病院」の「メディカルソリューション本部」長・蜂須賀隆太郎(野村)は、大門未知子(米倉)を誘い、昔なじみの大将(小堺一機)が営む鮨屋「十兵衛」へ。世界中の“未来の命”を感染症から救うため、医師人生のすべてを捧げてきた蜂須賀は、自らの理想と今後のプランについて熱弁をふるう。ところが未知子を店から見送った直後、ふと蜂須賀の顔色が変わる。

そんな中、蜂須賀は“組織の腐敗”をも防ぐため、強硬手段に出る。なんと院長代理・蛭間重勝(西田)から権力を剥奪すべく、アメリカにいる病院長と秘密裏に協議。病院長以外の役員の任期を1期1年に制限すると決定したのだ! もちろん、今も昔も“権力の権化”である蛭間が、素直に引き下がるわけがない。具合が悪いと言って来院した妻・蛭間華子(藤真利子)のことも「気のせいだろ」とぞんざいに扱い、反撃の策を練ることだけに集中する蛭間だが……。

帰宅しようとする華子と出くわした未知子は、即座に異変を察知し、検査を敢行。その結果、華子が重度のがんを患っていることが判明する。しかもその病状は、医局の誰もが手術適応外だと判断せざるを得ないほどだった。だが、未知子は「私なら切れる」と断言。これまで先陣を切って内科主導のケミカルサージェリーを推し進めてきた蜂須賀も、どういうわけか未知子による外科手術にすんなりGOサインを出す。

次から次へと起こる予想外の出来事。そんな中、日本はもちろん世界にも激震が走る!? やがて「東帝大学病院」内で“あってはならない一大事”が発生してしまう――。

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