米倉涼子“未知子”の「いたしません」を野村萬斎“蜂須賀”が乱用

公開:

米倉涼子主演の医療ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の第2話が、10月21日に放送。米倉演じる大門未知子の常套句である「いたしません」を蜂須賀隆太郎(野村萬斎)が乱用するシーンがあった(以下、ネタバレが含まれます)。

蜂須賀は何を思ったか、アメリカ仕込みのスーパー脳外科医・興梠広(要潤)を「東帝大学病院」に招聘。一方、今や分院に追いやられ肩身の狭い思いをしている蛭間重勝(西田敏行)は、気晴らしのために銀座のクラブへ。そこで、昔馴染みのママ・二木麻也子(夏川結衣)が不意によろけるのを目撃し、すぐさま「東帝大学病院」の特別室を空けさせ、検査入院の手配を整える。

まもなく入院した麻也子のもとへ、なんと蜂須賀がやって来る。実は蜂須賀は、まだ外科にいた15年前から麻也子とは顔見知りだったのだ。麻也子のため、蜂須賀は腕の立つ興梠を担当医に任命するのだが、興梠の検査結果分析を聞いた未知子は「もっと詳しく検査すべき」と主張。しかし蜂須賀は耳を貸そうとせず、興梠にオペを任せてしまう。

二木麻也子(夏川結衣)、蛭間重勝(西田敏行)
二木麻也子(夏川結衣)、蛭間重勝(西田敏行)

手術では素早い処置を見せつける興梠だったが、麻也子の血圧が急に低下。原因もわからずパニックになる手術室に突如として未知子が現れると、興梠の見落としを指摘する。頸動脈と心臓の同時手術に取り掛かろうとする未知子に「無茶だ」と言い手術室から出て行った興梠は、過去にも“逃げた”経験が。ロックダウンのニューヨークで何十人もの医者が亡くなっている中、仲間も患者も見捨てて日本に帰国したのだ。

無事に手術を終えた未知子の手腕を認めた蜂須賀。未知子を呼び出し「私の懐刀として、思う存分手術の腕を振るってほしい」と勧誘する。一瞬心が揺らぎかける未知子だったが、「いたしません」とキッパリ言い捨てるのだった。

大門未知子(米倉涼子)
大門未知子(米倉涼子)

今回、本院と分院の合同カンファレンスのシーンで、蜂須賀が未知子の常套句「いたしません」を蜂須賀が乱用する場面が。SNS上では「蜂須賀先生のいたしませんに笑った」「未知子の専売特許が……」というコメントが。しかし、最後に蜂須賀が未知子を勧誘するシーンで未知子が「いたしません」を回収しており、「スカッとした」「やっぱり未知子だな」との感想があがっていた。

次回、第3話は10月28日に放送。広報室長・三国蝶子(杉田かおる)と厚生労働事務次官・神部八尋(宮川一朗太)の“科研費をめぐる接待疑惑”が週刊誌で報じられてしまう。

画像ギャラリー

PICK UP