相葉雅紀、嵐休止後初の“ターン”アピール「楽しくなって…」

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10月22日スタートの金曜ナイトドラマ『和田家の男たち』(テレビ朝日系、毎週金曜23:15~※一部地域を除く)のリモート記者会見が開催され、主演の相葉雅紀、共演の佐々木蔵之介段田安則が出席した。

ネットニュース記者の息子・和田優(相葉)、テレビ局報道マンの父・秀平(佐々木)、新聞記者の祖父・寛(段田)という、3世代がそれぞれ異なったメディアに携わっている“マスコミ一家”の和田家を舞台に、男だらけの家族が織り成す異色のホームドラマ。

佐々木蔵之介、相葉雅紀、段田安則
佐々木蔵之介、相葉雅紀、段田安則

先日、結婚を発表した相葉。会見冒頭、司会を務めた下平さやかアナウンサーから「ご結婚おめでとうございます」と声をかけられると、「ありがとうございます。これからも応援していただけるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします」と感謝し、「こんな場ですみません」と恐縮しきり。

佐々木は「和田家の長男が素敵な伴侶を得て、父としては新しい家族が増え、息子にますます頑張って稼いでいただいて和田家を楽にしてほしいです。おめでとうございます」と作品にかけて祝福。段田からも「孫に新しい奥さんが来ると、こんなうれしいことはない」と言葉をかけられ、相葉は「ありがとうございます。どっちがどっちなのか(現実なのか、ドラマなのか)わからないですね」と照れ笑いしながら明かしていた。

脚本は、『長男の嫁』『ふたりっ子』など、数々のホームドラマを手掛けてきた、大石静が担当。相葉は大石作品は初めてになるが、「台詞が面白く、そこにでたものは必ず回収されるし、リアルとドラマのファンタジー部分がうまく融合しています」と大石の脚本について言及。

大石作品に度々出演経験のある佐々木は「大石さんの作品は、単純にファンで好きですね。ぶっとんだ台詞も、大石さんが描かれた登場人物がしゃべると、納得してしまう腕力みたいなものがある」と称し、段田は「屋台骨がしっかりしていて安心して身をゆだねられますね。小さい役でも人物を多面的に描かれています」と賛辞の言葉を贈っていた。

1話を見た感想を聞かれると、段田は「単純に見て面白かったです」と言い、相葉も「次が気になるような感じです」とニッコリ。佐々木も「みんながバカバカしいことを話しているんですけど、それぞれ1本通った人間が描かれていて、楽しかったですね。2話の予告もぶっ飛んでいますね」と口にすると、相葉は佐々木と段田の役について「本当にぶっ飛んでいます」とはにかみながら語っていた。

深川栄洋監督の演出については、相葉は「僕が考えてもないところに引っ張ってくれます。楽しくなって、ここでターンしてみようかという演出もあって。休止後、初ターンをしました」とエピソードを披露し、「1話で見られます」とアピール。

記者会見前には3人の食卓のシーンを撮影していたそうで、佐々木は「『いいな~落ち着く~』と思って。これがずっと続いたらいいなと思うくらい穏やかですね」と感慨深い様子で明かし、「それは相葉さんの出てくる柔らかみや人あたりの良さが大きいと思います」と相葉の人柄の良さを絶賛。

また佐々木は会見冒頭で読まれた「次に相葉とは、10歳以上年上の女性と寝たり起きたりの、エロス溢れる激しいラブストーリーをやりたい」という大石からのメッセージにふれ、「ずっとこのドラマが続いていったらいいなと思ったけど、大石さんが次は寝ても起きてもという作品になっているから、言えないと思ったけど、言いました」と苦笑いしながら続編を希望。相葉は「後半戦、ラブストーリーになっていかないですよね? 大丈夫ですよね」と明かし、笑いを誘っていた。

段田も「相葉くんと大石さんの次回作が気になっています」と触れつつ、「蔵之介さんの言っているよう、現場は何か楽しいんです。相葉くんも蔵之介さんのいい人でとっても楽しい空気です」と笑顔を見せながらコメントした。

さらに、佐々木と段田は、相葉の座長ぶりについても言及。佐々木は「僕も段田さんも注文が多いのですが、相葉さんは、自分がどうしたいのではなく、出てきたものをそのままやるんです。僕らはやりやすいように固めていくんですけど、すべてを受け入れてどんとやるところが本当に立派。息子なのに母性を感じますが、それは実際のところ芯が強いからで、相葉さんの芯が強さが優しさになっているなと感じます」と評価すると、相葉は恐縮しながら「いただいたものにはすべて答えられるように自分をもっていきたくて」と理由を説明。

段田も「『今回の主役、素晴らしいです』って心にないことを言うこともありますが、この人は(相葉)は本当にいいです。人間性がでるんでしょうね。『相葉のためならいいよ』と思える。嵐という人気グループにいた人だからというわけではなく、この人が持ってるものがこっちを引き付ける。それをわざとやっていなくて、本質だと思う」と最上級の褒め言葉を贈っていた。

イベントでは、ネットニュースの記者を演じる相葉が、会見に参加したネットニュースの記者に逆質問する一幕も。相葉は「ネットニュースの記者さんにとって一番大事なものは?」と言う質問を。外で記事をアップすることが多い記者から「パソコンやWi-Fi、カメラのバッテリーを充電していくこと」「誰も傷つかない文章を書く」と返答されると、「なるほどね。すぐ参考にします。ありがとうございます」と返していた。

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