相田みつをさん、息子の名前候補は“平凡”“どん底”

公開:

若林正恭オードリー)、弘中綾香アナウンサーがMCを務める『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系、毎週月曜23:15~ ※一部地域を除く)。9月20日の放送では、“仕事一筋で超わがままな父”相田みつをさんに振り回されて育った息子が登場した。

「そのイメージとは裏腹に超自己中な父・相田みつをに振り回されて育った息子」ことカズヒトさんは、みつをさんが31歳の時に待望の長男として誕生。“一人”という名前を与えられたが、ボツになった候補には“平凡”や“凡平”のほか、当時のみつをさんの人生そのものであった“どん底”という名もあったと明かす。

また、筆以外の収入は得ないと決めたみつをさんは、書が最優先で家族は二の次。大卒の初任給が1万5000円だった時代に30万円の筆を購入し、練習でも本番用の高級紙を使用していたことから、家族は極貧生活を強いられたという。

その後、東京の予備校に通い浪人生活を送る一人さんの元に、仕送りを手に上京したみつをさんが、待ち合わせ場所のベンチに座りうなだれていたという。その姿を見た一人さんは「『一生勉強一生青春』なんて言っている割には元気がないじゃないか」と父を叱咤。すると、その言葉に感化されたみつをさんは、やがて「道」という名作を生み出し、のちに「この作品はとっても評判がいんだ。お前のおかげでできたからだ」と息子に感謝を述べたという。

そしてみつをさんが亡くなってから5年後、銀座に「相田みつを美術館」をオープンした一人さんは、生前、みつをさんに「美術館なんて作るなよ」と言われていたのになぜ美術館を作ったのか、その理由を明らかにした。

次回の放送では“ボクシングの試合中にカツラがズレて注目されたけどその後の人生をあまり知られていない人”が登場する。

PICK UP