滝藤賢一ら“ひきこもり”が活躍する新スタイルの刑事ドラマに「引き込まれた」

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滝藤賢一が主演を務めるドラマスペシャル『警視庁ひきこもり係』(テレビ朝日系)が、8月5日に放送。個性的なメンバーの活躍にネット上では「面白かった」「もっと見たい」などの声が上がった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、警察署の人手不足を解消するために設立された生活安全課総務2係、人呼んで“ひきこもり係”の活躍を描く刑事ドラマ。署内に住み込んで部屋から出てこないキャップ・引谷太郎(滝藤)をはじめとしたひきこもり係のメンバーたちが、他部署と連携しながら事件を解決に導いていく。

元陸上選手で刑事課に所属していた草壁栄次(戸塚純貴)は、事件で負った怪我のせいで戦力外通告を言い渡され、ひきこもり係にやってくる。嘱託のベテラン刑事・花房等(高田純次)が作ったひきこもり係は、引谷を筆頭に、元ハッカーで漫画喫茶にこもっている百田桜(山本舞香)や、元科捜研で親の介護のため自宅にこもっている家藤時子(富田靖子)など、ひきこもり揃い。そんなひきこもり係が刑事課強行犯係の高瀬美幸(野波麻帆)や水沢圭介(猪塚健太)らと共に、IT企業の代表・山岸凌平が殺された事件の捜査を行うことになる。

時を同じくして、今井純奈(北香那)という女性がひきこもり係を訪れ、行方不明になった婚約者を探して欲しいと捜索を依頼。しかし、その婚約者は名前を変えた山岸だったことが判明する。山岸は偽名を使って結婚詐欺を働いており、捜査線上には純奈が働く保育園に出入りしている水の配達業者の町田和也(須賀健太)が浮かび上がる。

さらに山岸の会社の顧問弁護士だった浅見麻里の遺体が発見されたことで、連続殺人事件に発展。山岸の会社と競合していたIT企業の代表・福富豊(正名僕蔵)は、自身のアリバイを主張しながら、和也の父がかつて自分の勤めていた会社の社長で、山岸によって会社が買収されたことを明かす。和也の父は借金を苦に自殺。草壁は、父の復讐のために和也が山岸と買収に関わった浅見を殺したのではないかと推理する。ところが、引谷は草壁に「お前は何もわかっていない」と告げるのだった。

謎が謎を呼ぶストーリー展開と、解決に向けて奔走するひきこもり係の姿が描かれた本作。ネット上では「新しい刑事物って感じで面白かった」「引き込まれた」「もっと見たい」「続編やって欲しい」「シリーズ化してほしい」「連ドラ化期待」などのコメントが寄せられた。

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