高岡早紀演じる主婦が色気全開の料理動画を配信「一体なんのおかずを作ってるのかw」の声『向かいのバズる家族』

公開: 更新: 読みテレ
高岡早紀演じる主婦が色気全開の料理動画を配信「一体なんのおかずを作ってるのかw」の声『向かいのバズる家族』

内田理央が主演の連続ドラマ『向かいのバズる家族』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜23:59〜)の第2話が4月11日に放送された。SNSによって秘めていたヒロイン魂に火がつき、お姫様気分の篝家の長女・あかり(内田理央)と、色気全開の料理動画が人気で同じく浮かれ状態の母・緋奈子(高岡早紀)。2人の様子にTwitterでは、「私もバズりてー!!」「SNS考えさせられるわ」「地獄に落ちる瞬間、どんな展開になるのかめちゃくちゃ楽しみではある」「この母は一体なんのおかずを作ってるのかw」など、様々なコメントで盛り上がった。

SNSがきっかけで家族の平穏な生活が壊れていく様子を描いた本作。カフェ店長のあかりはクレーマーに謝罪する動画がSNSで拡散され、「かわいい店員」として思いっきりバズった。また、料理動画の配信をする専業主婦の緋奈子も、たまたま胸元がはだけたことで視聴者が増加し有頂天に。承認欲求が膨れ上がっていく。

その後、バズったことでカフェには客が殺到。さらに人気俳優・穂村真斗(黒羽麻璃央)があかりの動画に「癒し」とコメントしたことで、男性客だけでなく、あかりを敵対視する女性客も増える。接客中、女性客に「ちょっと可愛いからって調子に乗らないでください。私負けませんから」と吹っかけられ、その場は取り繕うものの、「私、調子に乗らないでって言われちゃった。そういうふうに見える?」とスタッフに半笑いで聞くあかり。その様子は完全に浮かれていた。

一方、緋奈子は料理教室に参加し、生徒である主婦たちに自分の料理動画を宣伝。明らかに色気を武器にした動画に「こういうことをしているのは、旦那様やお子さんは知ってるんですか?」と苦笑いされてしまうが、特に気にする様子もない緋奈子だった。

また、ドラマプロデューサーの父・篤史(木下隆行)は、担当しているドラマがSNSで大炎上。さらに原作者までが「別世界にもほどがある。関係者からの説明を待つ」とツイートし、事態は悪化していく。そんな中、弟・薪人(那智)は自室でひっそりとパソコンに向かう。家族が関わるSNSに批判的なコメントを寄せるユーザーに対し、逐一正義感のあるコメントで言い返しているのだ。SNS上でバトル状態になっていた。

ある日、あかりが忙しく接客をしていると、例のクレーマーが再び来店した。恐る恐る席に誘導すると、その客は「……申し訳ありませんでした。どうかお許しください!」と突然、土下座で謝る。話を聞くと、拡散された動画が原因で会社にいられなくなったという。そして「一本の動画が天国にも地獄にもなる世の中だね……」と悲しげに語ると店を後にした。その言葉で、いつ自分も同じ立場になるかもしれないと思い知るあかりだった。

この後、あかりは、あるきっかけで緋奈子の料理動画の存在を知る。肌を大胆に露出した姿に「こんな人が自分のお母さんだと知られたら恥ずかしい」と緋奈子を攻めるが、「私を求めている人がいる、私はその人たちのためにやる、私を止めないで」とやめる気配はない。さらに、「もしかして、私の娘ってことがバレたら今の自分の人気がなくなると思ってるの? 私を心配するフリして自分を心配してたの? 自分が可愛いだけなの?」と言われ、あかりは図星なのか言い返せなくなる。こうして承認欲求の火がついた緋奈子は「絶対に負けない!」とフォロワー数をかけた戦いを挑む。女同士の戦いにネット上では、「自分の母親がこれやってたら確かに嫌だわw」「お母さんぶっ飛びすぎ」「女同士の戦いでドヤ顔をする母w」「S(承認)N(ないと)S(寂しい)症候群なんてw」などと反応の声があがっていた。

次回は、あかりが好きな人のためにSNS上の“もうひとりの自分”にけじめをつけようとする。さらに、承認欲求に駆られ行動がエスカレートしていく家族や仲間との関係にも注目だ。

【文:牛窪 梨花】

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